『武士』

親父の秘書名義である僕のお目付け役は、真面目一辺倒。

「君は親父に使える武士みたいだね」

「若様、真の武士道をご存じですか?」

にこりともしない平静さ。低く感情が伺えない声。

「自分をより高く買う主に応えることだそうですよ」

つまり親父に信頼されてるって惚気?

「そういうとこ可愛いね」

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チャラい若様のご側近(男装美女)

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