『桟橋』
長く野外を歩いたこともないような白い手足で、石畳を歩く乙女。
桟橋の上。儚く美しい姿で、忌々しげに此方を睨んだ姫君に心を奪われた。
復権が願えない高貴だった身。
磨き上げられた全身の艶すらも、待つのは隷属の定めだけ。
唇を噛んで頭を下げる。その強く潔さに。
囚われたのは寧ろ私か。
-----
桟橋。1800年代初め辺りらしいです。時代背景が!わかりません!!(笑)
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます