『一人ぼっち』

煩わしいだけの同調。

空気を読んで、期待した答えを返して、ただ笑う。

辿り着いた一人ぼっちの部屋への安堵。

ようやく存在することができる。


でも気がつけば。

君の居ない隣は空虚で。

答える声が欲しくて。顔が見られないと寂しい。

息をするように自然に、

いつしか君の元にしか生きられない。

-----

大勢に紛れたままの一人ぼっち。

一人でいても君と一緒。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る