『土産話』
「土産話なんかより、早くちょうだいよ」
手を差し出してくる彼女は膨れっ面。
お土産だってたくさん買ってきた。
でも、そのどれにも頷かずに彼女は不機嫌のままで。
長く離れてしまったことにすごく怒ってるのかな。
「もー」
不服なへの字の唇にキスされた。
「奪われるまでくれないの、ばか」
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土産話<お土産<本人
だったもよう。
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