『生徒会長』

飲み会の隅で、付き合う程度に相槌を打つ彼女。

騒ぎ疲れて側に座り声をかける。少し奥手なようだ。

手入れの行き届いたセミロングの髪。自然で控えめなメイク。可愛くてモテそうなのに。


飲みながら彼女が笑う。

ふとその面影が重なった。

そうだ彼女は元生徒会長。おさげに眼鏡の真面目の鑑だった。

-------

生徒会長、大学デビューの巻。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る