『インド人』Ver.完全なる趣味
オウムの上から蓮の矢を射られたように
視線が交わった瞬間から輝く優しき女神の虜
その勇ましさの裏側に
殺戮の鬼女を隠していたって構わない
君がいない世界なんていらない
富と繁栄としあわせの象の行く末のひとつのように
聖なる歓喜で絡み合いたい
インド人の彼女の神様へと、縋って願う
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なんとなく現在アトラス派としてですね……。
ヒンドゥー教の神様です。
宗教家じゃないんですよ、アトラス派なだけで。ええ、ゲーマーです。
・オウムの上から蓮の矢を放ったのは愛を司る神様カーマ。
キューピッドさんの源流とも言われるそうです。
シヴァの修行を邪魔したその末路はアレなんですけど…。
・射抜かれたのは修行に没頭していた破壊神シヴァ。
・シヴァが恋に落ちたのは優しく光り輝く女神のパールヴァティ。
実はシヴァの昔の奥さん、サティーの生まれ変わり。サティーが死んだとき、シヴァは世界を破壊しそうになっています。
・ヒンドゥー教の神様には色々な姿があります。
パールヴァティーの他の姿には、闘神トゥルガーと、殺戮の女神カーリーなんかがあります。
・富と繁栄としあわせの象は、二人の子供であるガネーシャ。
ガネーシャは、仏教に流れていってカンギテン(歓喜天)、聖天となったと言われます。
カンギテンは男女の象が抱き合ってる姿で描かれる、性愛の神様です。
ええ、愛でしょ?(笑)くわしくはないので、物申されたらすいません。
私、ただのアトラス派です。
ちなみに、インドは多神教国家だそうです。
ヒンドゥー教の原点であっても、国教ではないそうです。
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