第2話

俺様の工場は女性の社員が多いなので力仕事は嫌々俺様もたまにやるしかし女だろうがやらせる時はやらせる俺様は近くで腕組んで見てれば重そうに荷物を運ぶ男の社員がいれば他の作業していても呼びだし女にやらせるなと怒鳴る

で今までやっていた作業がおろそかになればなにやってるとまた怒鳴れるまさに怒鳴り放題だ

しかしあまり敵を作っても良くないので1人女の社員を味方につける事にした土居だ朝の一服などに付き合わせゴミ連中の悪口を言い合うこれまた楽しい土居のミスは他の社員のせいにして土居を味方につけ俺様は偉いという洗脳に成功した

土居は全体の朝礼で俺様の言う事は絶対黒でも俺様が白といえば白だからとまで言った洗脳大成功

土居には多少甘めにしたしかし男の若い社員村松にはいじめのように酷い扱いをした

俺様が落としたゴミをゴミ落ちてると言い拾わせ面倒なことは何でも村松にやらせたミスをしたら大きな声で怒鳴り俺様より役職上の常務には村松にいろいろ言わせた本当に便利なやつだおまけに社員以外のゴミ連中は俺様に話しかけるのも恐れ多いのかすべて村松に何かあったら言ってくるその対応に追われ自分の仕事がおろそかになり俺様に叱られるまさに村松にとっては地獄だろう俺様は天国だがな

工場では村松は「村松さん」「村松さん」と人気者なになっている

まぁ俺様も村松に何でも頼むので良く「村松さん」と呼び出す村松が一番の人気者というより使い走りだ

村松はアルバイトから社員になった常務の推薦で俺様が仕事をしないからか社員の人手が足りないから常務が推薦して社員になった

いつも「村松さん」と呼ばれるおかげで仕事が出来ないそれにつけこみ俺様が注意をしていかにも使えない社員に見せる事により常務の立場をなくす常務はまさに自分で自分の首を締めているようなものだ

俺様には良い使い走りだしありがとう村松

常務も村松のおかげで村松のフォローをしたりアルバイトの手伝いをしたり掃除をしたり他の遅れている作業に入ったり出来た商品の整理をしたり本来俺様がやるべき仕事をするようになった

まぁ本来俺様の仕事は違うと思うが俺様は工場長の管理職何もしないそれが俺様の本来の仕事だから常務のしている事は俺様の本来の仕事ではないゴミ連中がやるべき仕事だな

しかし常務を敵に回すわけにもいかないクレームあった場合面倒なクレーム対応常務にお願いしなくてはいけない簡単なクレームは管理職である俺様がやる事はやるがクレームがあればゴミ連中に怒り社員に文句を言う俺様のせいではない何せ俺様は作業しないのだから

発生原因を調べて今後の予防策を考える予防策の為チェック表などを作るこれが俺様の仕事だな

作業しない俺様はチェック表作ってもチェックした事にすれば良いのだから簡単だが他のゴミ連中はチェックばかりで大変なことになっている

これも俺様が楽をするため仕方ない何せ俺様が決めた事は絶対だし俺様は工場長様だからな

見よう見まねでたくさんのチェックを作りクレーム対策はある程度している頼むからゴミどもクレーム作らないでくれよ

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