光の鍵
暗闇がもしもあなたを呑み込もうとしても
わたしはきっと光の鍵であなたを照らすよ
毎日に悩み疲れて苦しいと叫んでいいんだよ
ほらここで受け取ったよ
何年何十年忘れることはない
忘れようとして思い出して自己嫌悪にもがく
痛み苦しんだ哀しみが心を塞ごうとするのを
負けないようにめげないように
耐えきろうとしてた
あなたはきっと不器用で
なんでもまっすぐ受け止めて
立ち上がれないくらい疲れきって
やっとSOSを出すでしょう?
暗闇がもしもあなたから希望を奪おうとしても
わたしはきっと光の鍵であなたを照らすよ
毎日をやり過ごすことさえ
辛いと言っていいんだよ
ねえここで待ってるから
手放したい苦しみに向き合っておいで
忘れたい痛みに触れておいで
捨てたい でも捨てられない
思い出が呼んでいるなら
わたしと手を繋いで会いにいって
戻ってこれるように
暗闇がもしもあなたを連れていこうとしても
わたしはきっと光の鍵であなたを照らすの
毎日が続くことを
許してもらわなくてもいいんだ
あなたは今ここで生きていていいんだよ
暗闇がもしもあなたを蝕もうとしても
わたしはきっと光の鍵であなたを照らすよ
朝が来ることが怖くて
夜に震えていた日々も全部
ほらここで抱き締めるよ
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