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目次
感傷
不意打ちの感傷が 雪崩れ込んでくる
あなたはいなくなって
わたしはさまよって
堂々巡りのメリーゴーランドに乗った
あなたの背中に 手が届かないから歌った
不意打ちの感傷に 押し潰されそうだ
そろそろ起きてよ
また一つ年を取っちゃうよ
あなたが生きてた年をどんどん追い越すんだよ
頭の中で鳴っているあなたの声を
思い浮かべながら
もうこの世界にはいないって
何度も繰り返し聴いたあなたの声を
思い出すところで
もう思い出すしかないんだって
立ち止まって絶望する
不意打ちの感傷で 息が詰まりそうだ
聖夜に泣くのは
もうやめにしたいけど
あなたがいないと思い知らされる記念日
思い浮かべるのも
だんだん少なくなって
あなたが嫌いだと言ったあなたの声を
思い浮かべるたび
わたしは好きだと言わせてよ
不意打ちで聴きたくなるあなたの声を
全力で求めて
思い出にすがって
生きて
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