第6話 神への応援コメント
こんにちは。
物語を書くときに過去の歴史を考えたりしますが、
数千年後の世界がどうなっているかという考えはありませんでした。
物語を考える上での参考になればと思って、読ませて頂きました。
現在の国における神の考え方や、その中での主人公の考え方など、
単体の物語としても楽しませて頂きました。
作者からの返信
コメントありがとうございます!
小説、とりわけハイファンタジーを描こうとする場合、小説内では書ききれないほどの広大な背景が必要だと考えています。
色石様の作品を拝読する際にも感じることですが、単なる石に対する興味にとどまらず、色石様の石に知識を背景にした物語だからこそ、読んでいて魅了されるものかと思います。
お読みいただきありがとうございました。
第6話 神への応援コメント
この小説のキャッチコピーと似た台詞があるの映画を観た記憶があり、五分ほど考えて、ビスコンティ監督の「山猫」だったと思い出しました。
老公爵は貴族時代の終焉を悟り、それを受け入れつつも「永遠に変わらぬものをお与えください(うろ覚え)」と祈ります。
これを思い出し、キャッチコピーを調べて「二ーバーの祈り」を知った次第です。
読書をしていると、知らなかった言葉に巡り合え、また書く力が湧いてきます。
文中に書かれた「虎に翼を与えなかったことを神様に感謝する」「神様を信じている人たちを信じている」は、素敵かつ含蓄のある台詞ですね。
各話の漢字一文字のタイトルもシンプルながら、物語と主人公の心象を的確に表しているように思いました。
また、タグに「死」が入っているのが、考えさせられるところです。
作者からの返信
お読みいただきありがとうございます!
ビスコンティの「山猫」、存じ上げませんでしたが、気になるので観てみようかと思います。
ニーバーの祈りを知り、これは必ず作品に使おうと思いました。自らの力の及び得ない領域に対し、神に祈りを捧げる。変えることでなく、受け入れられる心を求めるというのがとても印象的でした。
「神が虎を創造したことを責めることなかれ、それに翼を与えなかったことを感謝せよ」というインドの諺があるそうです(「史上最恐の人喰い虎」より)。そこからの転用です。
調べてみると、中国の古事成語で「虎に翼(《「韓非子」難勢から》ただでさえ強い力をもつ者にさらに強い力が加わることのたとえ。)」という言葉もあるそうですね。
丁寧にお読みいただき、大変嬉しく思います。ここまで詳細に気づいていただき、作者冥利に尽きます。
さらに書いていく意欲をいただけました。ありがとうございました!
第6話 神への応援コメント
下のコメント欄のやりとりを読んで、さらにふむふむと、物語を深くふれることもできました。
考えること、かれらの「これから」を目前にするも、後読感は「空に雲ひとつなく」スッキリしたものでした。
作者からの返信
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
沖縄では山羊が鳴くと雨が降ると言われているそうです。
今の空に雲ひとつなくとも、再び雨が降るという予感がサチにはあります。でも、ユーにはない。
サチの物語の終わりとして晴れた空を、ユーの物語の始まりとして雨の予感を描きました。
蜂蜜ひみつ様にお読みいただき、ひとつまた物語が終わったのだと思うと、作者冥利に尽きます。
あらためて、ありがとうございました!