第1412話 こころのしん



 すごくよく分かるわ~、口よりペンだよね、紙にせよネットにせよ~とカヨさん。私小説的な作風に必ずしも賛同するわけではないけど、それはそれとして。^_^


 身内に虐げられて成長した少女が、長じてのちそのことを小説に書いて発表したら「長年の鬱屈がすっきり晴れた。家の恥を晒したと苦情を言って来る大人たちももう怖くなかった。その瞬間、弱者と強者が完全に入れ替わったことが分かったので」


 ただし、ものを書かないひとには分からないだろうけど、外へ向けた文章に心の芯まで晒すわけではないので、それをわきまえて拝読しないと滑稽なことになるよね。



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