第487話 よわいぶぶん
ストレッチをしながらテレビを観ていたカヨさん、思わず膝を打ちました。
若い水泳選手が引退記者会見で、実に見事なコメントを語っていたのです。
――メダルを取って格好よく引退したほうがよかったのかも知れません。
でも、弱い部分も含めての自分をさらけ出せてよかったと思います。
爽やかで明るく、堂々と胸を張った笑顔のまぶしさに、カヨさんじ~ん。💦
*
いつでしたか、某公共放送のお昼の番組でリスナーの短歌が紹介されたとき、元気に育ってねと植物に話しかける、そんな「やさしいわたし」の結句に絶句しました。
これって、ユーモアのつもりなの?!
詠んだリスナーも採ったテレビ局も。
強いもの&自分や家族自慢は文学にならないこと、だれも承知していないの?!
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