第411話 じぶんがだいじ
――昨春、初めて緊急事態宣言が出されたころ、街にはほとんど人影がなかった。なのに、驚異的な数字に感染が増えつつある現在、かえって国民の自浄作用が働かなくなっているのは、ワクチンの遅れ&強行五輪など、政府や都が信じられないから、自分で自分自身や家族を守るしかなくなり、個人が自分の判断で行動している結果。
どこかの大学の若い先生が、テレビでコメントしているのを聞いたカヨさん。
「社会より自分が大事」というのは、人間の本音を鋭く突いているとは思いますが、かといって、それでは社会が機能せず、どんどん危ない方向に傾くことになるので、もうそろそろ、信頼できない為政は為政として、日本国民ならではの本来の誠実さを取りもどしたほうが、わたしたち全員のためではないのかしら……と考えています。
*
某局オリンピック担当者ら10人が夜通しカラオケ飲酒打ち上げを行い、その内のひとりの女性は酔って2階の窓から転落……驕り、ここに極まれりですね。(*ノωノ)
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