第375話 ぱすた
ええええええっ?!
1回目から推して相当な覚悟をしていた腕の痛みと倦怠感がほとんどないので、ふつうは2回目が大変だというのに、どうなってんの?……と戸惑うカヨさん。
思い当たるのは注射の打ち手の差異? 1回目は妙に愛想のいい若い男性医師だったけど、2回目はいかにもベテランという感じの貫禄ある女性看護師だった。
でも、注射1本の打ち手の違いがどうした? という感じだし、よく分からないけどまあいいかというわけで、景気づけに(笑)一度行ってみたかったショッピングモール内のピザ屋さんへ行った……つもりが、入ってみたらパスタ専門店でした。
で、仕方なく、全面指紋だらけのタッチパネルに触れながら、一番お得なランチセットをオーダーしましたが、正直、コンビニのパスタのほうがずっと美味しい。それに、付け合わせのミニサラダと数片の薄いソーセージ以外は、ほぼ炭水化物。
いや、参ったわ、ワクチンの副反応を逃れた分、こういう不運が待ち受けていたのか、人生、公平にできているんだねと苦笑しながら帰って来たカヨさんです。🍝
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます