第352話 ちょうちょうはっし



 

 入浴中のラジオで、今年の元旦に放送された作家・高橋源一郎さんと瀬戸内寂聴さんのリモート対談の再放送を、妙に懐かしい気持ちで拝聴したカヨさん。📻


 といっても、両者ともに面識はなく、源一郎さんは、かつて購読していたA新聞の水曜日か木曜日の連載「オピニオン」(でしたっけ?)で、太っ腹に一面を使った評論の突拍子もなさが面白くて印象に残っていただけですし、一方、寂聴さんは、ン十年前に『かの子繚乱』か何かの作品を読んだきりのご無沙汰なのですが……。


 失礼ながら、お互いにひと癖もふた癖もありそうな作家同士の丁々発止に昭和の匂いを感じ、そうそう、作家はこうでなきゃ、品行方正じゃだめだよね、と。(^^♪

 

 

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