第275話 ぶんげいし

 

 

 

 KAC疲れを癒そうと、書店の平台で見かけた数冊を読んでみているカヨさん。


 でも、いずれも途中まで読むと……ツマラナイ。たとえ有名な文学賞の受賞作であっても感動の核が異なる作家の本は、努力して読めば読むほど齟齬そごを感じるだけ。なれど、やはり充電は必要だし、手もとに読むものがないのは心許ない。


 で、久しく存在自体を忘れていたけど(笑)、たまには文芸誌を買ってみようかな、多数の作家が一堂に会する雑誌ならピンと来るものがあるかもしれないし……と。

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