第245話 でんわ

 

 

 

 心療内科で処方されているのはごく弱い抗不安薬なので、朝、飲み忘れたせいではないと思いますが、午後、久しぶりにダウン傾向が著しくなったカヨさん。(;O;)


 ――どうしよう、このまま不安感&ドキドキがどんどん悪化し、さらに呼吸発作に発展したら、3年前のように夜間救急外来へ駆けこむことになるのでは?……


 と思っているところへ次女のお婿さんから電話がかかって来ました。とくに用事というわけではないのですが、病気がちの娘に代わり頻繁に連絡をくれるのです。


 いつも冷静沈着なお婿さんとゆっくり話をしているうちに、先ほどまでの底なしの沈鬱感はどこへやら、すっかり平常心を取りもどしたカヨさん、長女の連れ合いともども、佳きお婿さんたちに恵まれたことにあらためて感謝しています。(#^.^#)

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