第240話 ぶこつ
お昼のラジオで「なかにし礼特集」を聴いたカヨさん、思わず膝を打ちました。
――おお、それそれ! 作詞のみならず、すべての文芸に当てはまるよね?!
コピーライター出身のなかにしさんは言葉の遣い方が巧みだったという内容で、従来の歌謡曲では敬遠されていた「過去」「仕事」など堅い言葉を敢えて遣うことにより、聴いた人が「ん?」と引っかかりを持つように工夫されていたのだとか。
型にはまった作品は流麗なので、一時的には持て囃されても、すぐに忘れられてしまうけれど、無骨でもなにかが残る作品は、生き長らえるのではないかな、と。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます