第210話 ふもう


 

 

 

 根っから価値観が異なる人たち、とりわけ親戚という厄介な存在の無駄話に付き合わねばならない不毛な時間を、心底、惜しいと思っているカヨさんです。(-"-)


 ――ねえ、それって、いつの時代の話なの?

 

 思わず訊きたくなるような旧弊にがんじがらめに縛られているのに、周囲がみなそうなのでヘンだと思わないのが田舎の常識で、それに呼応しない人は非常識で。


 同時代人とは思えない言動のかずかずに呆れ、疲れ、最後は沈黙するしかなく。

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