第199話 てんかこっか
午前10時過ぎ、カヨさんが久しぶりに気に入りのカフェに出向くと、いつものことながら(笑)ほぼ満席の過半を占めているのは高齢の男性陣グループでした。
珈琲にモーニング付きで500円以下ですから、朝から古女房と顔を突き合わせているよりずっといいという気持ち、わからないでもないのですが、静かなひとり客のすぐ横で、傍若無人な大声の長話、あれ、なんとかならないでしょうかねえ。
定年退職後も現役時代の上下関係を持ちこんでいる滑稽さ加減に気づいていないのは当人たちばかり。ましてや(ここからは朝ドラ『おちょやん』風に)その歳で口角泡を飛ばして天下国家を論じるの、間違ってまっせ。これからの世の中は若い世代のもの。すぐ居なくなる年寄りがいらん口出したらあかんがな~。(/・ω・)/
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