第138話 きょうせい


 

 


 

 東北のある村で、けもの道の奥に大量のドングリの実を置いてやったり、山と里の境に広葉樹を育てて、熊に境界線を知らせたりなど、熊が里に降りて来なくても暮らせるような工夫を試みているという報道に、思わず膝を打ったカヨさんです。


 というのも拙作『haiku物語』の「第53話 駆除といふ言葉の酷き町の熊」へのご提言「どうにか救済の道がないものかなと思います。餌場を人間が作ってやるなんて事は自然に反するんだろうな」(桃もちみいかさん)にぴたりと合致するから。


 やっぱり若い方の柔軟な発想はすばらしいですね!\(^o^)/


 かつては農作物を荒らす熊を処分していたが、「いい気持ちはしなかった。熊にすれば、自分が被害者という思いだろうし。これが成功すれば双方が救われる」という農家の方のほっとした表情や、試行錯誤していけば、必ずや近い将来、共生の方途が見い出せるはずという研究者の言葉にも感激しているカヨさんです。(^-^)


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