第131話 せいしんのかく


 

 

 

 本当はアニメ映画は苦手だけど、これだけ日本中の話題になっているんだから、趣味とはいえ創作者のひとりとして観ておくべきかな、と思ったカヨさんです。

 

 ――鬼滅の刃。

 

 もちろん、ある程度の覚悟はしていましたが、座席まで揺るがす大音響、なぜこれまで登場しなかったの? と言いたいご都合主義、「精神の核」「状況の把握」などの堅い言葉遣い(俳句ではご法度とされています)、そして、ラストシーンにおける、これでもかというほどの涙の洪水などには、ちょっと困りました。( ;∀;)

 

 でも、一方では、「運よく力に恵まれた者は、弱い者を援けなければいけない」という、カヨさんの” たまたま主義”にぴたりと合致した台詞や、毎夜、30分ずつ継続している瞑想(呼吸&集中)を採り入れた場面など、最近少しく不活発だった創作意欲への刺激になり、やっぱり観てよかったかなと思っているカヨさんです。

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