(旧) 結果はどうなるだろうか?
応募して結果を待たないと分からない事ですが、予想してみます。
個人的に、多分こうなるんじゃないかという予想としては、つまらん結果になるだろうなあとは思います。
読まれない可能性というのが、一番高いです。
もちろん、モチベーションを保つにはもっとポジティブに考えたほうが良いわけですが、プラス要素は見えてこないなあという感じです。
当該コンテスト、投稿サイトと出版社のコラボという形式なんですが、いっその事出版社単独でやってもらいたいくらいです。
少し嫌なものが見えます。
それは、落選して「書籍としては使えないもの」も、それなりに会社の利益になるように徹底的に使ってやろうという魂胆です。少々悪い言い方にはなりますが。
実際、落選した作品は全て、投稿サイトのコンテンツになっていわば「0円」として扱われてまわし読みされる・・・とも言えるわけです。
出版社だけの賞なら、落選したら当然ですが送った分は破棄されて終了という事かと思います。
本当に趣味でだらだら書いてる小説を公開し合って交流するという目的なら、もちろん無料で読まれて利益は運営のものになるという事は正当化されると思います。そういう「サービス」を提供しているという事になりますから。
しかし、卑しくも賞に応募する目的で書かれたものを、はじめから趣味で時にいい加減に書いたものとごっちゃにして利用しようというのは、いかがなものでしょう。
これは、自分で書いた作品同士で見てそう思います。やはり、最初から1つの作品として仕上げる目的で短期間で作ったものは、趣味でだらだら作るものとは違うと思います。同じ自分の作品同士の中でも同一視してほしくないと感じます。
今作(まだ非公開)を書いたきっかけは投稿サイトのコンテストがきっかけだったので、それ自体は良かったと思います。
しかし、ウェブ上の投稿サイトのコンテストって、もしかしてあまり良くないかも・・・と、思い始めています。
なので今後は、ウェブ上の他のコンテストに応募する事は無いか少ないかもしれません。
一番良いのは、運営側が、コンテストに応募する事自体に金銭的ではなくとも一定の報酬を与える事だと思います。例えば、極端かもしれませんが、トップページのある程度目立つ位置にスペースをとって応募作品名とリンクは全て掲載するといった事です。もちろん、優秀作品はその中でも目立つようにされて当然でしょうが。
あるいは、選考を何段階かにして、最低限の基準を満たすものは全て通過させてそれらについては作品名を掲載する、などの措置です。
さすがにこれは明らかに水準を満たしておらず困る、というものは弾けばよい。
そうすれば、まあカネにはならなくても、多くの人に見てもらえるという特典だけは多くの応募者に付きます。感想をくれる人でも多くいれば、書き手にとってプラスになるかもしれません。
一定の品質を満たせばまずは「読まれる」という事が「保証」されれば、書き手の意欲・作品の質ともに向上し、コンテスト参加率も増える事でしょう。私だったら、必ず参加するように決めます。読まれもせず何の交流にもならないだらだらした連載など、即刻やめます。
・・・しかし、そんなメリットがあるなどとはどこにも書いてないし、そういう事も実施されてはおりません。
運営様が、もしも「駄作ばっかりで話にならねえなあ。これじゃサイトへのアクセスも増えねえよ」とでも思ってるなら、それには原因があるのではないでしょうか。
逆に良い作品を増やして、読者というか読み専のユーザーに対して「お、ここの小説は他とは何か違うな・・・」と思わせるにはどうするか?
まあそんな事は、ほぼ間違いなく、考えてないと思います。私自身普段書いていて、「よし良い作品を頑張って作ろう」だなんて、感じませんから。
推測ですが、おそらくなまじ広告収入などがじゅうぶんあるのだと思います。それで満足して、とりあえず現状維持しておればよいと。
それでもコンテスト参加によって閲覧数は微増する可能性は確かにありますが・・。
現在、無料投稿物と一緒にしたくないので、むしろ一般の閲覧がないように「有料設定」にして投稿して応募しようと思っているのです。
ただ、それで、「閲覧数が0」→「見る価値もなし」と選考員(がいるのかも知りませんが)が即判断→全く読まれる事無く落選・・・あり得そうです。
そうなったら、それはコンテストでも何でもないとは思いますが。
しかし体験談として語るために、「応募」はする予定です。
落選が分かり次第、削除する予定です。他賞に応募・同人誌に使う・ホームページに無料掲載する、それらの一番後の優先順位として「投稿サイトに投稿」と考えているので・・・。
落選物でも、多くの人に読まれて感想も入るなら、もちろん良い評価ばかりとは限らないでしょうが、まあ置いておく価値は多分あります。他の作品を作るための参考や刺激におそらくなるので。
しかし、読まれもせず、「作品数○○○」という統計の数字の1つとしてカウントされる目的で「目立つ事無く晒されている」などというのは、さすがに我慢なりません。それだったら自分の手元だけに置いておくほうがずっとマシです。
(※個人的には、これまでも同人作品に対して基本的にそのような考えです。中には1つも売れなかったという恐ろしい結果のものもありましたが、だからといってそれを無料で晒すという事はこれまでにはやってません。無料で公開しているものは基本的にそのつもりで作ったものだけです。売れなかったものが自動的に「無料」扱いになるという考えは個人的に無いと思います。相手が0円とみなしても、物によっては私は必ずしもそう扱わないという事です。)
コンテストに参加してみようと思う事自体は、刺激になるので良い事だと思います。
ただ、果たしてそもそも「コンテスト」になってるのかは、初めから思ってる事ではありますが、怪しさを増しているように思います。
どれだけ実力差のある高校同士でも、公式のトーナメント戦で試合が組まれれば、強い方が「お前は勝負する価値もない」と言ってそれだけで勝ちを決める事はできません。審判が「試合をするまでもない」と最初から言う権限もありません。ボコボコのコールドゲームになると予想はついても、試合は実施されます。まともな高校同士であれば、一方的な内容であっても試合後に握手します。(※その予想をひっくり返す展開になる事もあるのでスポーツは面白いわけですが・・・。)
ただ、会社の「就職の面接」に類するものが名前だけコンテストになってるのだとすれば、これはもう採用者の鈍い直感で、使えなさそうなものはどんどん落として使えるかなーっていうのを残すだけでしょうね。まあ、営利企業が実施している以上、こっちの可能性が高くてある意味当然といえば当然とも言えます。
仕事でも勉強でもそうですが、努力しても報われないと分かると、人間は努力をやめるものです。それはその人の怠惰ではなく、当然の「賢い判断」だと思います。
まあしかし、今作に関してはそういう中で、よくモチベーションを維持して一応完結させたなと思います。これは、最初に深く考えず「面白そうだ」→「やってみよう」→短期間で書き上げる という手順で進んだためと思います。
尚、おそらく主催側が狙った「気軽に応募してもらう」という事は、個人的にはモチベーションの向上には寄与してないと思います。確かに短期間で書きましたが決して「気軽」には一つの文章も書いていないです。
これから文章を多少手直ししていきますが、モチベーションは下がって行く一方だと思います。何か上がる要素もないか考えてみようとは思います。
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