(旧)いろいろなコンテスト・賞「努力すれば夢は叶う」?
今まで同人活動は多くやっていますが、小説も漫画も出版社の賞には応募していません。理由は、「まあどうせ無理」だろうから初めからやらない そんなもんだと思います。
私は社会人ですので、「努力すれば夢は叶う」というのは、言葉通りの意味が嘘か本当かと言えば「真っ赤なウソ」という事を知っています。
「努力すれば夢は叶う事もある」「夢を叶えるには努力が必要である」これらは、正しいですね。
大人は、若い人や子供を騙してはいけません。そう思います。
「でも無理かどうかは、やってみなきゃ分からないじゃない」か、という話は当然あります。でも時間や金は、無限にあるものじゃありません。
大学受験なんかを例にすると分かりやすいと思いますが、「東大に受かるかどうか、受けてみないと分からないじゃないか」とは、外からは確かに言えます。
でもしくじったら、受ける本人からすれば下手すると人生の貴重な一年が消し飛ぶ事もあるわけです。誰も責任取ってくれません。そこで、現実を見て志望校のレベルを下げるとか、あるいは大学自体行かない選択をしたからといって、誰もその事を批判する事はできません。
なので私も、漫画描いたり小説を書いたりというのが好きでしたが、賞に入選するとかそういうのは、「まあ単純に無理でしょう、それだったら最初から同人で好きなものを創作していればいい」と、思いました。
もちろん同人でも、売れるもの・売れないものがあって、売れるものは作れば売れるけど、売れないものはどう努力しても売れないという事もありました。本当に作りたいものだけを満足行くまで作って常に楽しんできたかというと、そうではありません。
さてそのうえで、今回にコンテストに参加してみようと作品を書いて、
「本気で勝負するつもりで作品を作るって、楽しい事だな」とも、思いました。
これは、同人活動の時でも似ているといえば似ていて、本気で売るつもりで作品を作る時が、一番活き活きと熱中できて楽しいんです。
もちろん、渾身の力で作ったものが鼻クソのように扱われて、どーでもいいものがなぜか売れたという事もあります。渾身の作品がびっくりするほど売れなかった時はやはり恨みますし、いくら売れても、本意でないものはあまり続けたくないものです。
それで同人活動を全くやめていた時期もあります。
今年、オンラインで活動を再開してみましたが、非常に面白くなくて、秋ごろは全く停滞しました。どこに投稿しても「評価」されて人と比べられて、下手すると晒しものになると。では自分のホームページに載せてはどうか。これはある程度上手く行って今も続けていますが、昔と違って人に来てもらうのが大変で、刺激を得る事は少ないです。作品を公開する場としてはとても良いと思います。
ところが、たまたま見たコンテストに応募してみようと思ってものを書いてみたら、あっという間に10万字書けました。(まだ非公開。)字数の制限がないなら、15万でも20万でも短期間でいけそうです。それは、書いていて楽しいからです。しかも、自分でとりあえず見る限りは、趣味でだらだら書く長編(今4万字程度)と比べて、断然文章も内容も良い気がします。やる気や刺激の違いなのかもしれません。
それで、だらだらとオンラインの投稿で死んだ活動しているよりは、1つの作品に集中してものを作ったほうが、よっぽど充実した時間を過ごせる気がしています。
もっとも、応募した作品が入選するかというと、それは厳しいでしょう。多分しないと思います。
ただ、一般のコンテストや賞では、同時に別々の賞に二重応募するのは禁止だが、別のところで落選したものを応募する事は多くの場合には認めているようです。なので、二重応募にはならないように、いくつかの賞などに作品を出してみようかと思います。そのほうが創作活動としても、ずっとましである気がします。
片っ端から没になったら、その時は、ホームページで無料公開でも同人誌でも、なんでもいいと思います。というか、そうするしかないでしょう。ゴミ箱直行というのもあり得ますが、まあそれはできれば避けて。
単に刺激を得たいなら紙の同人誌制作の再開でもいいと思いますが、いかんせん、今ちょっと ¥ がなくて、正直厳しいです。¥があれば赤字上等で活動できますが、今¥がないので、厳しいです。
かといって、オンラインの投稿サイトを利用すると、何も良い事はないと分かった気がします。自分のホームページを持つのは良いですが、いまひとつ創作のための刺激に欠けます。
それに対してコンテストや賞への応募は作品作って送るだけですから、ぶっちゃけ同人誌制作と違ってお金が多くかかりません。
もちろんハードルは高いので結果の期待はできないと思います。でも、今年のだらだらとした活動を来年も続けるよりは、何倍もましのように思います。
今更プロを目指すとか、そういう事ではないです。あくまでコンテストに出てみるという、それだけです。ある意味では、同人誌の即売会のような、誰かが開催する大きなイベントに出てみようという感覚です。
賞に応募してしまうと、その間は多くの人に見てもらえないというデメリットもあります。でも逆に、見てもらったから何だという話もあります。同人誌の販売と違ってお金のやりとりもありません。ひどい場合にはただ立ち読みされて終わりという感覚に陥る事も、個人的にはあります。
今回の制作で良いと思った点は、応募してみようと思った時点で即刻書き始めて、1万字、5万字、7万字、10万字、12万字・・・と、10日ほどの短期間でとにかく「もの」は用意してしまった事です。(それくらい普通にやるという人もいるかもしれませんが、私は普段はそういう速度では書かないです。)
同人誌とかで経験があるのですが、「よしやろう」と思ったはいいが、即売会はまだ先だからとだらだらとしてるうちに、結局面倒だからとか、このジャンルはどうせ売れないからとか、・・・そう言って、結局作るのを中止した作品というのもいくつもあります。
なので、まずは、熱意があるうちに、作品を作ってしまう。
一度形にしてしまう。それから他の事を考えればいい。
今回は、たまたまそれがよくできました。
同人作品でも、うまく行った作品は、意外と短期間で仕上げたものが多い記憶があります。
人によっても違うかもしれません。私の場合は、だらだら時間かけるとだめなタイプのようです。
現在カクヨムでもコンテストを開催中ですが、
・一般作品として投稿しないと応募できない
・ホラー部門が無い
・・・の理由で、こちらには応募いたしません。
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