第9話 未送信の夢と隠してた傘
---6月29日---
~火曜日~
「あっちぃ〜」
本の詰まった段ボールを横目に、湿気で蒸し状態の図書室の机から僅かに冷えた温度を
中間テストが終わり、久しく活動を再開した図書委員での仕事。
ざっと2週間分。
それは想像を
「あなた達、休憩してないで働きなさい」
館宮さんが体の大半を覆い隠す程大きな段ボールを手に、机の冷たさに離れられずにいる俺と彼女に言葉の
「よしっ、行くか」
流石に手伝ってくれている館宮さんの男気溢れる働きっぷりを前に、重い腰を上げて目の前の段ボールに手を掛ける。
机の上に置かれた段ボールは残り元々あった数の半数になる6箱。これを婆さんの言いつけ通り、夕日が沈み校内が閉まる6時30分までに全て本棚へと運び、片付け終わらせなければならない。
時間はもう残り1時間を切っており、前半に飛ばして疲れ果てた彼女はまだ机のオーシャンリゾートから離れられずにいた。
その時、数十分この部屋を離れていた婆さんが一冊の本を片手に鋭く|尖《と
が》らせた目付きで戻って来た。
「ふぅ〜後もうちょっとだ!せっせ。せっせ」
婆さんの気配をいち早く察知した彼女が、
その様子を婆さんは目を細め少し疑いながらも、奥の
「ふぅ〜...」
それを見た彼女が肩を落とし息をつく。
《ガチャ》
すると、彼女が油断するのを狙ったかの様なタイミングで婆さんが扉を開き、目を光らせる。
「いや〜!いい汗かいてるわ〜!」
それに彼女も負けずに反応し、瞬時に切り替えてなんとか
そんな
「ふぅ〜なんとか、ギリギリ。ありがとう館宮さん」
「助かったよ、誘希」
「私も一緒にテスト前勉強するのに図書室を貸してもらっていたから当然よ。それに久々にいい運動になったわ、ありがとう」
普段中々見ない館宮さんの体を動かす姿にギャップというやつか、汗を
「(えっ...なにそのイケメン。女だけど惚れそう)」
「(かっけぇ...)」
「あれ?あの〜...実は俺も一応居たんだけど」
館宮さんに惚れ惚れとする俺達に、涼哉が陰から顔を出す。
「えっ...あなた居たの?」
とても辛辣な眼差しで問いかける館宮さん。
「ひどっ!!確かに画角から切れそうな所でずっとモブみたいになってたけど、ちゃんと居たよ!?一緒に手伝ってたよ...!?」
「もう時間ね。早くしないと閉められるわ、行きましょ」
「「はい!」」
「え...嘘。俺も頑張ったんだよ?泣くよ?ねぇ泣くよ?」
きっと館宮さんの中でまだ涼哉とのテストの結果に思うところがあるのだろう。
そう思いつつも口には出さず、輝きを放つ館宮さんの背中を追って図書室を後にした。
“ ‘*.*:`‘。``‘*・。。..“`、*、`。`・..“ ‘*.*:`‘。``‘*・。。..“
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「...降ってるね」
「...そうね」
下駄箱の前で音を立てて降る雨空を見上げ小さく呟く彼女。それに同じく小さな声で相槌を打つ館宮さん。
「うわ〜予報通りザザぶりだね」
靴を履き替え彼女達の後を追い、同じく空を見上げ鞄から折り畳み傘を取り出す。
「...何の取り柄も無いあなたでさえ持っていると言うのに、ほんと不覚だわ...」
「ん?今のは褒められたの??」
館宮さんの反応に困る発言に耳を悩ますも、その言葉と手持ちの荷物を見て傘を開き言葉を続ける。
「もしよかったら送っていこうか?」
「え?」
「え?」
その軽く放った言葉に館宮さんは思わず耳を疑い聞き返す疑問形に、俺もまた同じ言葉を繰り返す。
「はぁ〜...」
その様子を見ていた涼哉が大きく息を吐き苦笑いで頭を抱える。
すると、続くように彼女が何故か物おじした様子で小さく手を上げる。
「え〜っと...実はあたいも...」
「そうなの?!え〜っと、それじゃあどうしよう。流石にこの傘に3人は...」
広げた傘はどう頑張っても2人しか入りそうになく、足踏みし考える俺を見兼ねた涼哉が横から船を出す。
「俺も折り畳みあるから、館宮さんは俺が送っていくよ。館宮さん家同じ方角だし。だから功樹は花澤さんをよろしく頼める?」
この時の俺はまだ、涼哉が気を使って提案してくれていた事なんて1ミリも気付かずに、ただその差し出された提案に首を縦に振った。
「お、おう!分かった!」
「花澤さんもそれでいい?」
「え?あっ、おう!」
「よしっ、じゃあこれ以上雨が強くならないうちに帰りますか」
そうまとめると涼哉は傘を一度開くも、何故かまた閉じて何やら思い出したかのように口を走らす。
「あっ...ごめん。功樹と花澤さん先帰っといて、俺忘れもんしたから取りに戻ってくる!」
そう言い残し、涼哉はその場を去って行った。
「えっと...」
「大丈夫よ、先に帰ってちょうだい。これ以上雨が強くなってもあれだし」
「そっか。分かった!」
館宮さんのお言葉に甘え俺は彼女と一緒に肩を並べ、傘の影に入る。
「それじゃあ、また明日!今日はほんと助かった!」
「またね、誘樹。ありがとう」
彼と彼女。そう言い残し、雨の弾く音と共に溜まった水溜りを避けながら遠ざかり去っていく背中を見て、私は胸元で小さく手を振り返す。
「2人共もう行った?」
「えぇ」
「そっか」
背後から落ち着いた様子で話しかけてくる彼に、私は疑問を抱き問い掛ける。
「忘れ物。走って取りに行った割に息一つも切れてないのね」
「...スタミナには自信あるんだっ、実は」
ほんの少しの間。それすらも私は彼がわざと作ったものの様に感じてしまう。
それ程に彼という人間は——
「...読めない人ね」
「よく言われる」
笑って返す彼に私は小さく息をつく。
「あっ。そうそう、一応聞くんだけど俺と一緒の傘は嫌だったりする?」
「もちろん。天地がひっくり返ってブリッジしても嫌よ」
「ですよね〜。それじゃあ、はいっ。これ」
すると彼は鞄から手に持った傘とは別の折り畳み傘を取り出し、私の手に乗せる。
「...あなたって本当、読めない人」
全てを見透かしたかのような目を持つ彼は、初めて会ったあの日からずっと私を見透かされている感じが...そう、今もずっと。彼は私の知らない私を見ている。
「ねぇ...何これ」
手に渡された傘を開き、私はその柄に思わず絶句し固まる。
「え?あぁ、いいでしょこれっ」
「替えなさい」
「えぇ〜。可愛いのに」
「替えなさい」
「分かったよ〜。いいと思ったんだけどな〜“カエル柄”」
「
一方その頃、俺は雨粒弾く傘の下で彼女と度々触れ合う肩に、無意識に放った自分の発言の意味を深く味わう事になっていた。
「(...そっかぁ、これってあれじゃん。傘開くまで気付かなかったけどあれじゃん。画面越しでよく見る“相合い傘”ってやつじゃん。逆にどうして直前まで気が付かなかったんだよ俺...)」
まさかこんな所で自分の天然が出るとは思わず、心の中で酷く頭を抱える。
彼女はこの状況をどう思っているのだろうと気になり目を落とすと、至って平然とした様子で表情変えず鞄を抱いて歩みを進める彼女。
「(なんだ...変に緊張して気にしてるの俺だけか。まあ、そうだよな)」
小さく息を吐き、自分の自意識過剰さに肩を落とす。
「あのさ」
「ひぇっ!?」
気を切り替え彼女に声を掛けると、彼女からでた声とは思えないような甲高い奇声に俺は思わず彼女に向けて聞き直す。
「ひぇっ...??」
彼女は咳払いを入れ、何もなかったかのように続ける。きっと触れてほしくないのだろう。
「何でもない気にするな。どうひた?」
「...え?」
明らかに裏返ったその声に、俺は思わず声が漏れる。
彼女を見るとよっぽど恥ずかしかったのか、そっぽ向いて目を合わそうとしなかった。
「え〜と、そうだね。俺は...何も聞いていない?」
俺は目を逸らす様に傘を見上げ彼女にそう問いか掛けると、彼女はそっぽ向いたまま何も言わず、ただ首を縦に何回も振った。
「そっか。分かった...ふふっ」
彼女の様子を見て、緊張していたのは自分だけじゃなかったと知り、俺は思わず笑いが溢れ出してしまう。
「なっ!」
「ごめんごめんっ。別に馬鹿にしてる訳じゃなくて、緊張してたのは俺だけじゃなかったんだって安心してさ」
それでも笑った事に腹を立てたのか、それとも緊張という言葉を口にして表した事で更に緊張させてしまったのか、もしくはお互い緊張してた事を知り恥ずかしくなってなのか。彼女は雨の中、頬を赤い風船のように膨らませ、それを紛らわすように俺の脇腹をつねる。
「いててててっ!ごめんって、俺が悪かった」
謝るも尚笑う俺に、彼女は更に何も言わず脇腹を
「あいたたたたっ!!ごめん本当ごめん!笑ってすみません。なんでどうかその手を離してっ、いたたたたっ!どうか、どうか...そこは弱いんです」
自分でも初めて知る自分の弱点を突かれ、
「...あいたたたたたたっ!!」
それからまた数分歩いた頃。
「傘。貸して」
突然、ふとした様子で彼女が語りかけ何故か傘を要求する。
「えっ...どうして?」
「いいから!」
「は、はい!」
その彼女の圧に負け、左手に握っていた持ち手を彼女が広げる右の手へと渡す。
「ん」
そう喉を鳴らすような声で返事をし、彼女はそのまま何も言う事なく少しの沈黙が流れる。何処となく不機嫌そうにも見える。
「・・・えっと〜(俺何か気に触る事したかな...??)」
すると、また何か気に触ったのか徐に口を開く。
「代われ...」
「え?」
「代われ」
「はい...!」
またも彼女の強い言葉に伏して、言われたように立ち位置を入れ替える。
どうやら、俺が車道側を歩いていた事が気に食わなかったらしい。
そして車道側を彼女が歩き出したその次の瞬間——
《バッシャーン!》
何とも最悪でタイミング良く、横切った大型トラックで跳ね上がった水溜りが彼女の夏服を綺麗に上までびしょびしょにした。
「.........えっ、と」
その衝撃に2人は思わず足を止め、俺は何とも言えない空気の中、何とも言えずにいた。彼女は濡れた毛先から落ちる水滴をただただ見つめ、整理が追い付くのに時間を少し要した後、ゆっくりと顔を上げ何か思い出したかのように手に持つ傘を見上げる。
~遡る事~まだ寝ぼけ
{ごめんなさい!残念ながら今日の最下位は
毎朝欠かさずに見るニュース番組の最後に、いつも流れる星座占いの内容を思い出し、何も言わずただ紺色無地の傘を見つめる。
「...今度、傘買ってやる」
「え!何で!?」
「嫌か...?」
「いや、別に嫌って訳じゃないんだけど...丁度この前1本無くした所だったし」
「なら決まりだな...カエル柄」
「まあ、買ってくれるって言うんなら有り難く...えっ、何そのマニアックなジャンル指定」
「嫌。なのか?」
「いえ、カエル柄でお願いします」
濡れて湿った俺の肩と、びしょびしょになった彼女の肩の間で交わされた突然の約束。
後日、想像していた緑の可愛らしいカエルのイラストとは駆け離れた、何とも忠実でリアルに再現された蛙が描かれた傘が、野良猫ヤマトから本当に送られてきた。そして知らずの間に、涼哉とお揃いとなった。
---7月6日---
~火曜日~林間学校前日〈夜〉
「......やべぇ。なんか寝れない」
自室の灯りを消してベットに横になり
切り替えようと寝返りをうってみるも、心持ちは何も変わらず一向に眠気が来ないまま時計の針はまもなく12時を回ろうとしていた。
《ブー》
そんな時、枕元にある携帯が振動を立てて鳴る。
「ん?こんな時間に誰だろ...」
携帯のある方へと寝返りをうち、携帯の明かりに目をしょぼめながらメールを開く。
7月6日(火)11:58
[ dogomo ]
——————————————————
From::栞
To:kouki0204@dogomo...
件名:寝れない。
——————————————————
2021年7月6日
寝れない。
——————————————————
それはメアドを交換した日以来、一切メールのやり取りの無かった彼女からだった。
「えっ!?あっ、あぁ。そうか...メアド交換してたんだった」
俺はその思いも寄らない彼女からのメールに慌てて体を起こし一息ついた後、数分置いてメールを返した。
7月7日(水) 0:13
[ dogomo ]
——————————————————
From::滝宮 功樹
To:siori0816@dogomo...
件名:明日が羊の邪魔をする
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2021年7月7日
同じく。
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7月7日(水) 0:15
[ dogomo ]
——————————————————
From::栞
To:.kouki0221@dogomo...
件名:何それ
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2021年7月7日
お菓子何買った?
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7月7日(水) 0:20
[ dogomo ]
——————————————————
From::滝宮 功樹
To:siori0816@dogomo...
件名:林間でお菓子制度珍しいよね
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2021年7月7日
まけんグミとモンスタースタンプ
世界一長いグミとシゲキックス
その他諸々...
そっちは?
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7月7日(水) 0:25
[ dogomo ]
——————————————————
From::栞
To:kouki0221@dogomo...
件名:そうなの?
——————————————————
2021年7月7日
めっちゃグミじゃん。
カルパス×10
蒲焼さん×10
チーカマ6本にミニ帆たら1箱
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「めっちゃつまみじゃん...」
そんなこんななやり取りがこの後も数時間ほど続き、いつ寝てしまったのか記憶が飛んだように俺は携帯片手に寝落ちしていた。
7月7日(水) 2:48
[ dogomo ]
——————————————————
From::栞
To:kouki0221@dogomo...
件名:。
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2021年7月7日
好き。
——————————————————
---7月7日---
~水曜日~
朝。
「.........なにー!??!!」
俺は急いで階段駆け降り
「母さん!今何時!?」
1階で洗い物をする母に時間を確認する。
「7時30分。先に言っておくけど母さんは5回も階段を登り降りしたからね〜」
母さんの言葉に改めて突きつけられた現状を把握し、その母さんの口調的に俺は相当起きなかったんだろうと頭を抑え、睡眠に身を投じた自分を深く責めた。
「(やっちまったぁ...まさかこの日に限って寝坊するとは。学校での集合時間は確か8時ジャスト。バス出発がその15分後。家から学校までは走って20分は掛かる。ギリギリ間に合うかどうか...)」
俺はそこからここ最近で一番頭と体を回転させて準備し、多色蛍光のマーカーでびっしりと埋め尽くされた栞を最後リュックに入れて家を出て走った。
「龍円寺先生。まだ来てないのは滝宮くんだけですか?」
少し小太りでいつも微笑んでおり、学生達からマスコット的な存在の学年主任が担任の持つ名簿を心配そうに覗く。*あだ名は〈プーさん〉
「あ、いえ。あと...」
担任が何か改めようと言い出そうとした時——
「「すみません!遅れました!!」」
俺の声とは別の女子の声が重なって一語一句違わない言葉を同時に叫ぶ。
「「え?」」
お互い全く同じタイミングで自分と同じ言葉のした方へと目を向ける。
そこには走ってきたのかいつもは清美で流れるような、黄金にも負けない輝きを放つ金髪の毛先が外ハネしほつれ、頬を赤らませながら俺と同じ膝に手をついて、荒くなった呼吸を整える姿の彼女だった。
「ぎっりぎりだったな〜。5分前行動が基本だぞ〜」
担任が名簿を閉じ、今日も寝癖と共に
「すみません(この人だけには言われたくねぇ...)」
何とか内心だけに抑え、皆が並んで腰をつく間を会釈しながら掻き分け、自分の出席番号へと腰をつく。
「今日は70点だな。寝癖」
「あんまりだな」
前に座る涼哉が腰をつく俺を見て今日の寝癖について述べる。その事に対してもう俺も慣れた様子でその評価を聞き入るようになっていた。
「寝坊って、花澤さんの事でも考えてたのか?」
「なっ!そんなんじゃないよ!」
いつものように
彼女も自分の場所に腰を下ろし、それを見た学年主任が4つに並んだ列の中心に立ち号令を出す。
「はい、これで無事皆さん揃いましたね。では予定の時間となりましたので出発致しましょう〜!」
穏やかに上げられた合図を元に、各自クラス毎で決められたバスへと足を運ぶ。
「栞も寝坊したんだな」
荷物をバスに積み込み並ぶ際、隣になった彼女に笑って微笑む。
「あっ、あぁ」
すると彼女はなぜか俯き、目を逸らして小さく
「(そういや昨日いつの間にか寝ちゃってたけど、俺ちゃんと返信したのかな...)」
席へと着いた俺は一息ついた後、リュックから携帯を取り出して昨日の履歴を確認する。
どうやら見たところ2時半頃に俺が送ったメールで最後。彼女からの返信は来ていなかった。
「(よかった、ちゃんと返してた。返信が来てないってことは彼女の方が先か同時に寝落ちしちゃったんだろうな)」
安心してホッと息を漏らしたのと同時に、返信が来てないことに感じる小さくも深い寂しさに気付いていないフリをして。それを心の
揺れ響くバスのエンジン音。崩れ掛けている関係。彼女はそれを押すことも治す事もせず、ただ見つめ。握りしめた携帯と共に瞼を閉じた。
自分を偽りを通すことはいずれ未来での
答えの見えない問いを前に、揺れ動く2人の心。
そんな中、ある1人の女性の言葉を境に2人は...
背中合わせで前を向き、歩み始めだすのだった。
[これってどういう意味?教えて、Hey Siri ]のコーナー(拍手喝采)
*【
・・・翡翠の珠玉のように美しく照り輝く様
*【
・・・その時を極めて長く、まるで永遠かのようにその身で感じる事
〜ある雨の日〜
涼「なあ功樹」
功「なに?」
涼「俺達、最近なんて呼ばれてるか知ってる?」
功「えっ...なんて呼ばれてんの?」
涼「...『雨カエル兄弟』だってさ」
功「...」
涼「...」
功「やっぱり...
涼「だろうね...」
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