第24話 助けてだとか。
最近ユキくんに「体育の授業とか見てるとお前、男子みたいだよな。いや、男子より男子してんじゃね?」と言われました。どうも響です。たしかにバレーボールの授業なので盛り上がりはしますがこんなもんじゃねえの?拙者普通に女子してるぞ?
閑話休題。助けてって言いにくいですよね。僕はいつも遠回しに助けてほしいって言います。普通に言えれば楽だよね。って話です。
思ったより勇気のいるワードですよね。だって拒絶されたときのこととか落胆された顔を見たときとか、絶望が自分の周りをすべて覆ってしまうのだから。なかなか言えないっすわ。
なんて言いつつも先日友人の助けを求めたらすぐに笑顔にしてくれたのですが。いやーいつもありがとうなんて恥ずかしいので言えないので心に秘めときます。ありがとうね。
友人が助けてくれるパターンと壊れてから気づかれるパターンと。ものすごく嫌悪で満ちますよね。僕は後者でした。不登校になって。出席日数だとか、成績だとか平常点だとか。色んなものが積み重なってやっと行くようになって。肌は荒れるわ、痩せるわ、喉は痛めるわ、声が出なくなるわ。そこでやっと僕は病院に連れて行かれました。
気づくの遅いだなんて言えません。だって僕がちゃんと言わなかったから。
なんで早く言わなかったの?もっと早く言ってたら対処したのに。って。対処って何?僕が欠品だから直すってこと?ものじゃないんだよ。ごめんね。自由に動かせるものだったらどんなに楽だったか。でもね、僕一応人間だからさ。言葉を。優しい言葉をください。
なんてね。独り言なので忘れてください…笑
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