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世界的なトランプの技法ではあるけど、《ポーカー》や《コントラクトブリッジ》よりもちょっぴりマイナーな《ジン・ラミー》。よろしければ本作をお読み頂いた後、インターネットなどで遊んでみて下さればと思います。

今後とも、お暇潰しにお読み下さいませ。

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文中にあります25/25ポイント制の呼び方ですが、実はこれ、文子夕夏のオリジナルなのです。誤解を招いてしまい申し訳ありません。

何となく旅人のウェーリーは、そういった「博奕に精通した者同士の符牒」に長けている気がしまして、それっぽい呼び方を考えた――という顛末であります。

もしかすると本当に《ニコニコ》と呼ぶのかもしれませんが……。

今のところはウェーリーの知っていた言葉、という事でご理解頂ければと思います。

本作をお楽しみ頂けているようで幸いです。今後とも是非、カスタリア嬢の物語にお付き合い下さいね。

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以前、私も友人とジン・ラミーを打った際に机を叩いてみましたが、如何せん、《ジン》を決められた嬉しさから「コッ、コツツ」と不細工な音を立ててしまいました。

カスタリア嬢の氷のような冷静さがないと、「コツコツ」と小気味良く音を出せないのかもしれませんね。

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冒頭の話は「こんなジン・ラミーの教書があれば良いのになぁ」という願望から生まれました。

技法手順は簡単、すぐに打てて頭も使わなくてはならない。素敵なトランプゲームですよね。

今後とも、お暇潰しに拙作群とお付き合い下されば幸いです。

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大会がテレビ中継される《ポーカー》、世界共通ルールまで制定されている《コントラクトブリッジ》と並ぶ、世界三大カードゲームである《ジン・ラミー》の面白さが、多少なりともお伝えする事が出来ればと思います。

ルールの平易さ、二人技法という気軽さがあってもなお知名度が低いという現状を、少しでも拙作で打開していきたい……と、私は畏れ多くも考えております。

花札は勿論の事、トランプも大好きな文子夕夏は、更に独創性物語性溢れる作品を書けるよう邁進致します。

今後とも、お暇潰しに拙作とお付き合い下されば幸いです。