風をいれよう
小谷さとみ
第1話
立ち止まる時、何となく振り返っています。それはもうほとんど癖でもあるかのようです。悪いこととはおもいません。何か良かったことや惨めな思いとかエトセトラ、私が歩いて来た道を肯定的に考えたいし昨日は何かいとおしくもあるし。なんで立ち止まる時は新しい展開の前だったりして改めて反省の意味も込めて振り返ってみるのです。恥ずかしいこともいっぱいありました。苦しい思いの中でも光りを探してもがいていたこと・・・それだけではありません。楽しくて大笑いした思い出も。人と人との繋がりは大切だと理解していながらも意に反して壊れた関係とかもありました。育ってきた環境によるところも大きいのでしょうか、人の性格も千差万別です。もちろんそれぞれの生き方もお互いに尊重しあいながら自分の人生を探して行くのです。なんて言いながら私はどちらかゆうと少数派な自分をどこか誇らしく思うようにしています。自分だけでも味方でいようという心境ですか。難しいことでもないのに当たり前のことが出来ない時期がありました。なので余計にこの当たり前な事柄をありがたく、またいとおしくもなるのです。
少しばかり窓を開けて風をいれてみましょう。今一度これからも感謝を忘れず行けますように。
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