第15話 年の瀬に
北風が吹いて冬です。なぜか私は北風の吹く季節が好きです。
頬に冷たい風を受けると元気になるのです。自転車のペダルを踏んで颯爽とかけていきます。
冬にはイベントが多くて嬉しくなります。
新年の準備などが慌ただしくても不快にはなりません。かえって楽しい時間になるのです。
家の大掃除は気合が入ります。いつもと違う場所とかホコリとか、せっせせっせと拭き取って行きます。
決してシンプルとも言えない私の空間を片づけて行きましょう。
時に熱いお茶などを頂いて。お供には甘めの饅頭はどうでしょう。手を洗ったらさぁしばらく休みましょ。
いつもと違う年の瀬です。人ごみが少し怖いですね。かといって買い物に行かない訳にはいきません。
買い物リストを作りましょう。カレンダーを切ったメモ用紙に要るものを書いて。
少しくらいは贅沢もいいですね。普段は質素倹約な姿勢だから正月くらいは贅沢します。自分へのご褒美です。
メリハリてとても大事です。自分を律する場面、甘やかす時、そうして楽しく過ごして行けること。
何かにつけて私は謙虚な気持ちを忘れずにいよう。確かに慢心している時もある。だけれどやっぱり最後には謙虚な気持ちをこころがけて行きたい。
この一年はちょっぴり違うかった。いや、だいぶと違ってた。
私はこの頃、世間の風潮とかに少し敏感になって見ているが、闘病で大変やったのでそんな世間のことなど眼中には入って来なかった。
今思えば滑稽で、でも一生懸命やってん。
ただただ意味もわからず気持ちだけは焦っていたり、妄想づいていたように思う。
一言では言い表せない。それだけ物語はあった。長く長くあった。
でも私は今、落ち着いて生活が送れています。
長かった一日も充実しているせいかこの頃はとても短いと思います。
なので感謝しかないのです。
まずは心配をかけた両親、姉弟に。
ありがとう。
ここまで導いてくれた関係者の方々にも感謝しています。
あ、大好きな甥っ子たちにもありがとう。
そうして彼には一番大きな感謝状を。
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