第4章
ー涙が
スタンドライトの卵型LID電球の
ぼくはそのままiPhoneで、Instagramのアプリを開くと、あのシングルマザーから1つコメントが届いていました。
今日、あの子がはじめてセラピー犬へ興味を示して手を伸ばしました、と看護士さんから教えていただきました。私はこの子がはじめて何かに反応してくれたことが嬉しくて涙が溢れました。
………
ぼくは、ほんとうによかったですね、大丈夫、希望を持ってください、とコメントを返しました。
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