[1106dd]青龍明の日記。

昔誰かから貰った大切なものだった気がして、桜が描かれた水色の鈴を家の鍵に付けている。

きっと(裏社会の組織である)彩華につれてこられる前。5歳くらいのことだった覚えがあるんだけど、貰ったときの記憶が抜けてしまっている。

だけど鈴を見たり音を鳴らしたりすると気分が落ち着く。単にいい音色というだけではない何かに安心する。

千景さんに聞いたら、何か思い出せるだろうか?

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る