[1908dd]白龍亜蘭の日記。

本当は一生その手を離したくない。

この気持ちが依存であれ、執着であれ、すぐ傍で兄貴が笑ってくれるなら、それだけで生き続けられる。

兄貴はようやく幸せを手にして、普通ならこのままもっと幸せになれるはずなのに、どうして運命というのはこんなに残酷なんだろうか。

苦しいが、小さい頃からオレはもう二度と兄貴に会えなくなるその日を覚悟して生きてきた。

ならせめて、その日が来るまで、兄貴が幸せで居られるように全力で支えたい。

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