[201208]涼白の日記。

夢を見た。冬の雪景色の中、弟妹と恋人とレストランに行く夢。

冬生まれじゃないはずなのに、誕生日を祝ってくれた。

オレはまだ人間のときの姿で、リクエストした大根のコース料理が運ばれて来る度に、美味しい、美味しいと食べていた。

何を話していたかは覚えていないけど、弟妹の笑顔が懐かしくて、心が暖かくなった。

目が覚めて、弟妹とはもう会えないことを思い出して寂しくなった。

でもオレには隣で眠る恋人がいる。守りたい人が傍に居てくれている。

それだけで悲しいことは全て吹き飛ぶんだ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る