(3)
まいったね。花染さんと月島が仲良くクレープ食べてるところを、知らない人が見たら、人もうらやむ美男美女の理想カップルに見えたことだろう。見た目らぶらぶの二人でも、人生は結局、おいそれと人には言えない悩みだらけってことですかね。それとも、そんなまとめ方は不適切? これは特殊ケース? 普通のカップルは普通にハッピーなの?
そんなことをぼんやり考えていたら、不意に、昔テレビで見た、小さな彫刻のことを思い出した。たしか箱根かどっかの美術館にあるやつ。「接吻」っていうタイトルなんだけど、サイコロみたいな形が二個くっついてるだけなんだ。だけどよく見たら、それぞれのサイコロにちっちゃい腕がついていて、顔も描いてあって、ちゃんと抱き合ってぶちゅしてるんだよね。こんなの、俺だって作れるじゃんとか思ったけど、作者はロダンの弟子で、有名な彫刻家なんだって。名前忘れたけど。
今考えたら、やっぱしあれは傑作だって気がする。人が人に恋すること、人と人が愛し合うこと――その滑稽さ。そのひたむきさ。不器用さ。純粋さ。哀しさ。そういうこと全部が、あのサイコロ二つにみごとに凝縮されているんだと思う。だから、やっぱりあの作者は天才なんだろうな。
つまり、花染さんの悩みも、月島の悩みも、はたから見たらサイコロみたいにバカっぽいけど、本人にすれば深刻で真剣なものなんだろう。笑い飛ばすのは失礼かな。でもやっぱ笑っちゃうけど。
・・・というようなことを、こないだ何とはなしに、雑談ついでにミカに話したら(もちろんステージ3とか丸とかのヤバい件は伏せたけど)、ミカは黙って真顔で聞いてくれた。俺の教養の高さに、そこそこ感心してくれたはず。ぶふ。それから言った。
「私決めた。その彫刻、いつか山本くんとふたりで見に行く。いい? もう予約したからねっ。約束。指切り」
*
で、今回の話は、花染・月島バカップルのこの閉塞状況を、偉大なる俺がみごと解決に導く、・・・っていう話には全然ならない。それ期待してたらごめんなさいです。無理だし。そもそもやる気ないし俺。
それより、さっきは上から目線で、二人の悩みを温かく見守ってゆこう的な物言いをしちゃった俺ですけど、そういう俺とミカの関係はどうなってんだよ! ってなツッコミは、読者のみなさんから、充分あり得るわけですよね。
なるほど。では謹んでお答えしましょう。俺とミカは・・・らぶらぶ一直線ですっ! 何の問題もありませんっ。悩みもありませんっ。
・・・と言いたいんです。言い切ってしまいたいのですけれども、やっぱり嘘は良くないよね。
実際はね。やっぱり人生、悩みみたいなものは、常にありますね。だけど、夏のあの絶望とか秋のあの絶望とかに比べたら、軽く無視できるレベル。しかも説明が難しいです。微妙というか。繊細というか。うじうじというか。
例えばこんなことです。ミカの手の温もりに少しでも慣れてくると(まあ慣れたわけでもないんだけど)、それと同時に、その手を離した瞬間の寂しさに耐える日々が始まる。ミカのうちの前でさよならするのが普通に辛い。ずっと一緒にいたい。恥ずかしいけど。小学生みたい。バカっぽい。けどしょうがない。
あと、くだらない心配がいろいろ。やっぱり俺って、結局自分に自信がないから。ミカの横を歩いていて、ミカは恥ずかしくないだろうかとか。俺はいいけどミカまで笑われてるんじゃないかとか。こんな話してて、ミカは退屈じゃないだろうかとか。優しいから言わないだけで、ほんとは我慢してるんじゃないかとか。我ながら情けない。みなさんもこんなの聞きたくないだろうとは思うんですけど。
でも、いつもミカは、俺の顔を覗き込んで、からかうように微笑む。心配しないで。大丈夫。楽しいよ。その笑顔で、俺はちょっとだけ救われますね。
「大変なことに気がついたの。山本くんの誕生日、まだ聞いてなかった! もう彼女失格っ」
「あ。ちょうど来月」
「間に合った! よかったあ」
「そう言えば俺もミカさんの聞いてない。彼氏失格」
「3月。ふふ。忘れたら怒るぞっ」
「大丈夫。ちゃんとメモしとくから」
「なにそれ! 頭に入れなさいよ!」
*
冬が近づいてきて、そろそろ肌寒い。大自然ツアーもしばらくお休みかな。今日はたまたま暖かいので、俺たちは、海に臨む小さな無人駅に行ってみることにした。渋いでしょこれ。地元民ガイドの面目躍如です。
バスとJRを乗り継いで行く。二両編成の鈍行ローカル線は一時間に一本。たっぷりある待ち時間で、駅弁と飲み物を買った。ひとりだといらいらするけど、ふたりなら待つのも楽しい。なぜでしょうね。ぶふ。
大して遠くないんだけどゆっくり出たから、目的の駅に降りたらもうお昼を回っていた。無人駅のホームには、いちおう待合室があって、覗いてみたら縁側みたいな木のベンチに座布団が敷いてある。想像以上のど田舎の風情。俺は嫌いじゃないけど、ミカにはどうかな。う~む。このわびさびを理解できるほどの成熟度には、まだ達していないかも。
とか思いつつ、そろそろとミカの様子をうかがうと、ミカの視線は別の方角に釘付けになっていた。――海。
ホームの端まで歩くと、海は驚くほど近い。ホーム、線路、そしてもう海。穏やかな波の彼方には、まばゆく青く輝く水平線が一筋、どこまでも伸びていた。そのすぐ上には、湾を挟んだ向こう側の山並みが、夢のように浮かび上がって、水色に白のまだら模様を描いている。
「ミカさん知ってる? 水平線って、いつでもどこでも、必ず目と同じ高さに見えるんだよ」
「へー」
ミカは、いつもながら俺の知性と教養にいたく感心した(と思う)。俺はさらに、近くの
「あれがね、〈男の岩〉。定義上はあれでも島だって。けっこう有名だぞ。三百年以上前からそう呼ばれてたとか」
「へー。ちいさっ。でもいちおう、ぱやぱや木が生えてるわね。なぜ男? 女の岩もあるの?」
「あるけどもっと先の方。隣の駅まで歩けばよく見えるよ。30分はかかんないと思う。行く?」
「当然!」
ホームの石段を降りて右に曲がると、すぐ広い国道に出た。この道をまっすぐ行ってトンネルを抜ければ最短だけど、途中でお弁当食べようってことで、トンネルの上を通る細い山道に入った。車もあまり通らないからのんびり行けるよね。颯爽と先に立って登ってゆくミカの脚がまぶしい。ところどころで視界が突然開けて、水平線が広がった。そのたびに、ミカはわあっと嬉しそうに声を上げた。
山道の途中で目立たない三叉路があって、見落としてくださいと言わんばかりの小さな看板が立っていた。
「灯台だって。行ってみる?」
「当然。ロマンチックじゃない!」
どうかなあ。寂れた感が半端ないけど。しょぼそう。期待しない方が。危惧しつつもさらに細い山道をくねくね登って行くと、・・・お。いちおうちゃんとありました。失礼ながら意外にきれいな純白の建物。想像したほど高くなくてちょっと太ってるけど、ちゃんと灯台の形してます。
「てっぺんの風見鶏かわいい。中は入れないの?」
「ダメっぽい。一年に一度だけ内部公開だって」
「そうなんだ」
「ミカさんあれでしょ? 灯台とかも、すごいのいろいろ見てきたんでしょ? ヨーロッパで。あれ、出ないの? 例の決めぜりふ。どこそこの灯台には負けるわねとか」
しゃれたジョークのつもりでつい口に出た。言ったとたんにしまったと思った。バカが! 花火のあのとき、あんなにミカを傷つけてしまったのに。もう忘れたのか! 案の定、ミカはきっとなって、
「なにそれ! それやめろって、山本くんが言ったんじゃない。悪い癖だって。すごく怒ってたじゃない」
「いやっ! 今の、失言でしたっ。取り消します。なにとぞ聞かなかったことにっ」
ミカはぐっと身を乗り出して俺の顔を覗き込んだ。・・・目が笑ってます。あああ良かったあ!
「もう。言いたくても一生懸命我慢してるんじゃない! もう。口癖って、直すの大変なんだからねっ」
あ。やっぱ言いたかったんですね。
「いやっ。俺の言ったことなんか気にしなくても! てか言いたいこと我慢してると体に悪いですから。腹ふくるるっちゅうか。それに最近、ミカさんのそのキメが聞けなくて、むしろちょっと寂しいっちゅうかっ」
「なによそれっ」
ミカはころころと笑い出した。例によってしばらく止まらない。それから言った。
「・・・灯台に泊まったことあるの」
「はえええ?」
「そんな驚かなくても。子供のとき。たしかサンフランシスコのそば。あっちの灯台って、普通のおうちがくっついてたりするのね。泊まれる所もあるの。ホテルみたいに。灯台守のお仕事、手伝ったりもできるの。面白かったよ」
「へえー」
このひと、アメリカにもいたんだ。まだお若いのに。やっぱすごい。世界制覇ですね。ミカは目の前の灯台を見上げて、
「ここも泊まれたらいいのに」
うん。俺もそう思う。俺も泊まってみたいです。ミカと。
「なに? 人の顔じろじろ見て。キモい」
ミカはなぜかちょっと赤くなった。
*
元の山道に戻って先に進むと、またしてもさり気なく看板のない三叉路。高台に、お目当ての公園があった。そこそこ広くて海が一望だけど、少女の銅像が一つと、あとは屋根付きの四角い木のテーブル(というかベンチだな)が一つあるだけ。殺風景で誰もいない。正にリアルわびさびの世界。でもまあ貸し切りってことで。俺たちはそのベンチで幕の内を広げている。
「その丸いの何? 玉こんにゃく? おいしそう。一個ちょうだい。私のぶり大根、半分あげるから」
「おにぎりもあるよ。かつお梅とか黒とろろとか」
「あさりしぐれも買ったっけ? 半分こ、しない? ・・・あの銅像は何?」
俺はミカから、おにぎりを半分もらって頬張りながら、
「今ググってる。・・・ええと。伝説のお姫さまだって。あっちに説明のプレートがあるよ」
「なんか時代考証違ってない?」
確かにご指摘どおり、少女像は、どう見てもいにしえのお姫さまじゃない。ワンピース着てるし・・・。伝説の内容は(細かい点は忘れたけど)、まあよくあるパターンの悲恋物語だった。
この地方の若者が、京の御殿に出稼ぎに行き、お姫さまと身分違いの恋に落ちる。その一途さに打たれた帝は、遂に二人の帰郷を許す。ところが、長く険しい道中、故郷にあと一歩というところで、食べ物を探しに行った若者は姫とはぐれてしまう。姫は山中をさまよい、力尽きてこと切れる。・・・ってな感じ。だったと思う。特にひねりもなく、どうってことは――。
だけどミカは、プレートの前でしばらく動かなかった。
「大丈夫?」
振り向いたミカの目が思いがけず濡れていて、俺は驚いた。ミカはちょっと笑ってみせて、
「はは。うん。大した話じゃないよね。大した話じゃないのに。でもなんか、うるっと来ちゃった。なんでだろ。変だね私。バカみたい。はは」
その瞬間に、俺はミカを抱きしめたいと思った。本当にそうしたかった。でも次の瞬間には、もう〈P〉とかBB弾のことが頭をよぎって、俺はひるんだ。そうしてその瞬間は去ってしまった。ミカが、いつものように優雅なしぐさでぱっと両手を広げ、また笑った。
「気にしないで。・・・デザート食べに行くんでしょ?」
*
公園の先に続く道は、トンネルの反対側で国道と合流していた。広い国道にはきれいな遊歩道がついていて、家族連れやカップルで賑わっている。歩道の右側は、もう絶景! 道沿いに並んで走る線路――そのすぐ外に海、そして水平線。ちょうどこのとき、一両だけの観光列車がゆっくりと通り過ぎた。おしゃれなダークグリーンで、午後の日差しを浴びて豪華な窓がきらりと光った。
「あれは休日限定だぞ。中に寿司職人がいて、その場で握るんだって!」
「ほほお~」
俺はミカの次なる一言、「オリエント急行には負けるわね」を待ったが、期待は裏切られた。代わりにミカは、
「山本くんはもう乗ったの?」
「・・・まだですね・・・」
「じゃ、今度いっしょに乗る。指切り」
「ここで? 人が見てるんで・・・」
BB弾も要警戒。
「じゃあ後で指切り」
「ははあっ」
ちょっと歩くと、もう一つの岩が見えてきた。
「あれが〈女の岩〉? けっこう立派じゃない。松の木もしゃきっとしてるし。こっちが女っていうネーミングは、大正解ね」
「・・・そうすか・・・」
「でも二つの岩、けっこう遠いのね。二つ並んでいればもっとよかったのに」
おっと、左手に見えてきたのが道の駅。たしか去年できたばかり。道の駅にしちゃずいぶん凝ったデザインで、なんと船の形をしている。屋上の展望デッキも、船の甲板みたいになっていた。その下はカフェ。抹茶サンデーにしようかな。
*
ミカはデッキの手すりにもたれて、水平線を眺めている。映画みたい。その優美さに思わず見とれる。海風が心地いい。
「海って、きれいだけど、ときどき怖くなるの」
俺は思わずミカの顔を見た。ミカは海を見つめたまま、
「いつも思い出すの。飛行機から見下ろした海」
「へえ・・・」
やっぱ俺らとは違う。海も、上から見るのか。
「窓際の席から下を見たの。そしたら雲。雲しか見えないのね。それで私、考えてた。私の生活とか。えっと。・・・人生とか」
「はあ」
「私って、雲の上の人なのかな。とか。だって普通の人と違うから。パパとパーティ行くじゃない? ディナーとか。そうすると、有名人がいっぱい。歌手とか。映画の人とか。テレビの人とか。政治家とか。CEOとか。東京でも。外国でも」
「ほえええ」
「パパすごい人だから。それに、そういう人たちって、パパにお仕事頼んだりしてくれるから。ビジネス上のお付き合いにもなるし」
「なるほど」
「私ももっと、いろんなこと勉強しなきゃって。マナーとかも。パパのお役に立てるように。ずっとお手伝いできるようにって」
「いいですね。親孝行」
ミカはにっこりして、うなずいた。
「うん。いいでしょ。・・・でもね。そんなこと考えてたら、急に雲が切れて、下が見えたの。そしたら海!」
「は」
「全部海。全部青。というよりもっと暗い色。鉛色。鉛と青の中間。でね。波が魚のウロコみたい。キモい」
「はあぁぁ」
「一面、全部海なの。見渡す限り海。他に何もないの。島も陸も何もなくて。ただず~っと海。ただず~っと水。それだけ」
「はあぁぁぁぁ」
「すっごく怖くなっちゃった」
「あ。それ分かります! やっぱ事故のニュースとか見ちゃうと、俺も――」
「ううんそうじゃなくて。そういう意味じゃなくて。どう言ったらいいか――説明難しいんだけど。・・・ただ、私、結局何もなかったらどうしようって。ある日突然、雲が晴れて、私が上から落ちちゃって、そしたら海の上で浮かんでて、たったひとりで、周りになんにもなかったらどうしようって」
「あああっ」
「分かる? そういうの。山本くん」
俺は言葉に詰まった。分かる気がするんだけど、俺ごときが、軽々しく分かるなんて言っちゃいけないように思えた。ミカは俺の方へ視線を移すと、
「あ。ごめん。変な話して。せっかくきれいな海なのに。連れてきてもらったのに。ごめんなさい」
「いや。そんな。全然いいですから。・・・あの。分かる気がする。分かる気がしてますっ」
「はは。そう? ありがと」
*
このとき俺はなぜか思い出していた。もうずいぶん前になるけど、気絶したミカ――その美しい顔に浮かんでいた(と俺が勝手に思った)、悟りとも諦めともつかぬ表情。
俺は思った。例えばだ。もし俺が――まあそんなことは決して起こらないんだけど、もし仮に――ある日突然、東京大好き人間に宗旨替えしたとする。そしたら俺は、何の問題もなく東京に出て行ける。あるいはパリにとか。(親の面倒は・・・ええと・・・姉貴がみればいいや。アイフォン買ってもらった恩があるだろっ)
だけど、ミカはそうじゃない。いつでも上遠野氏のご令嬢。偉大なるパパの娘として生きる。その一択。それしかないんだ。将来結婚するお相手も、たぶん、パパが喜ぶようなやつになるんじゃね? そんな気がする。辻みたいな若手ホープとか。セレブとか。金持ちとか。知らんけど。
まあでも、確かに自由な時代だから、誰であろうと、ミカであろうと、自由に生きる権利は保証されている。建前上は。成人したら、パパがいかに偉大であろうとも、ミカは好きな人生を歩むことができるはずだ。でも実際はたぶんそうじゃない。
ミカはパパの人生に、影のように後ろから付き従って行くことを強いられている。というか、自分で自分に強いている。あまりにも偉大である上遠野氏の、そのあまりにも大きな偉大さのゆえに。だからこそ、この若さで、街から街へ、国から国へ転々としても、黙ってそれに耐えているんだ。・・・『耐えている』? でもそれはミカ自身が否定するだろう。そんなことはないわ。素敵な人生。私はパパの役に立ちたい。それが私の生きがいなの。
結局、ただ俺が勝手に想像してるだけなんだけど。でも、仮にもし、そういうことだったとしても、俺には何も言えないし、そもそも言う資格なんかない。親がそれで良いと思い、娘もそれで良いと言うなら、それでいいじゃん。他人の俺に、何が言えますか?
だけど、そのときから、俺の心には焼き付いてしまったんだ。
*
なんか長くなっちゃったな。今回は退屈だったかも。ドタバタもないし。爆笑ネタもラッキースケベもないし。ただデートののろけ話、しただけだし。
でも今思ったけど、結局、この物語は、こんな風に終わってもいいんじゃない? 俺とミカは、つかず離れずだけど、それでも徐々に距離を縮めながら、楽しく日々を過ごしてゆく。アニメでもよくあるでしょ? キラキラの青春学園ライフが永遠に続いてゆくのです。めでたしめでたし。みたいな終わり方。この話も、それで良いじゃない? どうかな?
*
・・・だけど俺は甘かった。てか現実は甘くない。アニメとは違う。それに俺は、忘れてはいけない大事な言葉を忘れていたんだ。
嵐の前の静けさという言葉を。
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