第118話 「僕はきっと、きみに恋している:お題・公用語」
きみとの恋はすれ違いばかり。
僕の一言がきみを不安にさせたり。
きみの言葉が僕を有頂天にさせては、翌日にはもう、僕を谷底に叩き落す。
それでも僕たちはお互いに踏み込んで、少しずつ、二人だけの公用語を作り上げていく。
今日よりも明日。
明日よりも一か月後。
僕はきっと、きみに恋している。
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