第102話 「文字と声だけのカノジョ:ツイッター対決・擬人化」
遠距離恋愛中の、彼女の夢を見た。
たくさんの文字と、声のカケラが彼女の形になっていた。
僕が手を伸ばすと、文字も声もはらほろと消えてゆく。
痛い。
脇腹に差し込むような痛みだ。
「行かないでよ」
思わず目を覚ますと、隣で彼女が僕を蹴とばしていた。
そうだ、この週末は泊まりに来ていたんだった。
★★水ぎわより一言:
明日のお題は『渦巻き』
ああもう、ぞろ目イベントとリレー小説で。
水ぎわの頭の中、ぐるぐる渦巻きです。
命綱なしの綱渡りみたい(笑)。このギリギリ感、クセになりそうです(笑)。
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