『ほうら、見ろ！　誰もが絶対的な美には抗えぬ。醜怪を嫌って何故悪い』

異形の我が子を嫌い、

母であり妻である地母神ガイアの逆鱗に討たれた最初の天空神ウラノスは、

復讐の執念でアフロディーテを産みだした。

彼女の肉体に挑む男達の荒ぶる息は、

ウラノスのガイアへ向けた勝利の嗤い声のように谺する。

★☆★

ギリシャ神話物をちょこちょこ書いてるから、いざ『ギリシャ神話』がお題になると、何を書いていいか解らない。

本当に書きたかったのはこれじゃ無いんだけど、

思ってたものを書くには、１４０字じゃ無理だった。

（この下地ありきで、別の人物で書きたかった）

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