第172話 岐路に立つ ≪与謝野鉄幹≫

晶子。

狂おしい程の愛を、容赦なく私にぶつけてくる晶子。


だがそれは、

私へのかつえから迸っているだけのものなのではないか?


妻が捨て去った、溌剌とした若さを漲らせた一途な恋心。

お前もそうなるのではないか?


今宵、お前の想いは成就する。

その先で、お前の魂で燃える情熱が、激しく爆ぜる事を願う。



★☆★


与謝野鉄幹


う~ん。熱が足りて無いねえ。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る