094作目 風船の国/プラナリア
風船の国
作者 プラナリア
風を漕ぐ者
★★★ Excellent!!! 詩一
自由とはなにか。
いともたやすく目的を果たせることか。
或いはただ漂うことを許されることか。
自分にとっての不足が、誰かにとっての充実であったり。
誰かにとっての不満が、自分にとっての願望であったり。
学ぶことによる希望と絶望。
その先にあるのは風船の国。
子供が読んだら楽しいお話。
私が読んだから切ないお話。
風船の一生。そんな物語。
風の船とは、言い得て妙。
人生のどの場所に居る方にもお薦め出来る作品です。
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