おとめのまぐま

男の子の力強い体が好き

男の子の身体に響くような声はもっと好き


初めて会ったとき触れた手と手は力強くて

キュンキュンしちゃった

       彼は私の方ばかりみていた

       そのあともっと触れたいと思った

まわりはいう あたなはダメだって

わたしもダメだって

そんなのよりふたりの気持ちがだいじだよって

あなたが強く言うから

       いつまでも信じて

       ずっとそばにいる

まわりは怒る 梅干しみたいな顔をして

まわりに認められないふうふだなんて

へいがいがおおいふうふだなんて

地に足をついて謙虚に慎んでいきなさいと


それでもわたしたちはまいにち

好きだといって

相手の身体に欲情して

ふうふになったらどんな生活になるのか

ふうふのいとなみを想像して

けんかしては身体をまさぐってなかなおりして

肉に溺れているのであります

       わたしはもうちょっと冷静にならなくちゃ

       でも あしたはもっと仲良くなりたい

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