《詩集》二本柳亜美詩集

二本柳亜美

《詩集》 はじまりの地歌 ~自己紹介~

はじまりの地歌



自己の紹介


わたしは

骨についた肉、そして血管を流れる血が張めぐされ

薄い皮で全身を覆った青白い肉体であります

中には誰かの魂が入り脳の電気信号で動いている

人間という物体です


目を開けるとみんなと一緒の同じ景色を見て

奇麗だとか憂鬱だとか快不快を感じ

心動き

目もパチパチと動く仕様です


この世に生を受け

何十年と何年過ぎたことでしょうか

過去を弄って感じることを想うことを

パソコンを使ってキーボードから打ち込み

みんなと同じものを読んだりして

同じことを感じたりするような生き物です


ここまで生きて(動いて)これたのも

良いことがあったり悪いことがあったりして

その気持ちを書き綴けてきた結果です


いままでの世界について自然の鑑賞について

それぞれの生物が呼吸をして何かを食し

生まれて死んでまたどんどんと生まれ変わり

進化していくさまのもまたひとつのなりわいでしょう


いままでの歴史上の記憶されたことは

インターネットや書物にあり

みんなで情報を共有しています


みな同じように


しかし

これからの新時代

昔のように明るい未来があるわけではない負債の世界が始まっているようです

いままで当たり前だったことがなくなり

すでに骨組みも崩れ 新しい生活を模索する時期がきて

それゆえ私もそれと同じく変わらねばならないと感じることもあります


これからも汚れを植え付けられる私たちの感性や身体は

目の前の行われることや感じた出来事があるたびに

シェアして共感または拒絶して

記録し日々を過ごしていくことでしょう

そうして強大なインターネットの中でみな一緒に混ざりあい記録されるでしょう


私が感じているだけかもしれませんが

これから私たちが死んで何十年、何百年たつ頃には

まるで全身を覆ってまったく人とかかわることも禁じられ

宇宙服をまとって生活し

全く違った生活があるかもしれません


しかも 昔はマスクをせずに歩いていたとか

皮膚を出して外を歩いていたとか野蛮人扱いされるかもしれません


それから

新しく住める星をみつけたり

あるいは酸素呼吸をしなくても生きていけるような

新しい新人類が産まれたり希望ある未来があるかもしれません


すべてこれらの考えは私から生まれ、これが私の脳の中の思考であり

私は此れもが自分自身だとゆいます


令和2年 二本柳亜美

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