こんばんは。

２作目の感想はvel.ka9様の「王者封館」についてです。

超王道のファンタジー、圧倒される筆力でした～～。

描写と語彙力が凄いなあと、感心しながら読み進めました。

さて、ネタバレ感想を下記に書きます。

未読のかたはご注意ください。

☆

天啓に導かれ、決闘者の森へ向かう美貌の騎士と従騎士。

二人の関係がまた面白い。

美貌の女騎士が連れる従騎士。

それがまたいわゆる落ちこぼれただった幼馴染で。

彼の負け負けの人生、女騎士への嫉妬がきちんと書かれていて、それを克服し、努力していく過程がよかったです。

本当に彼は努力家ですね。

女騎士も努力しているのでしょうけど、天才型で、頭脳明晰でもある。

嫉妬してしまう気持ちが本当にわかりました。

それでもそれを克服し、女騎士の従騎士として努力していく姿に胸を打たれました。

この物語のメインはなんといっても戦闘でしょうね。

王と女騎士の戦いは圧巻でした。見守る従騎士と同じように胸が苦しくなりながら読み進めました。

決闘者の森の伝説の一章。

しっかりを読ませていただきました。

重厚で王道なファンタジー小説。

あとがきで、漫画のプロットとしてと書かれていたので仰天してしまいました。

このような筆力を持ちながらも、漫画を描かれているとは……。

恐ろしい。

この度は企画にご参加いただきありがとうございました。

本当に単なる感想でがっかりさせてしまいましたら、すみません。

次の感想は、下垣　様の「女騎士幼稚園」https://kakuyomu.jp/works/1177354054895562626

になります。

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