第10話 百合⑩

私が具合悪い時に貴女は傍にいた


そんな貴女が突如 姿を消した


どうして傍に居ないのって悲しむ私がいた


それなのに貴女は私の元へ帰って来ない


貴女が居ないせいで私は具合が悪いまま


どんどん具合が悪くなっていくと私の心は闇の中


貴女の事がとても憎い


憎くてどうにかなりそうな私


そんなある日


貴女は私の前にニッコリと笑顔で登場


ムカついた私は貴女に文句を連発


そんな貴女は平然とした顔でこう言う


迎えに来たから二人で何処か遠くへ行こうって言ってくる


そんなのは信じられるわけないじゃないと言う


貴女はどうしてそんな事を言うのって泣きそうな顔をしている


まるで私が悪いみたいじゃないってなると謝罪する


貴女は私にある物を渡してくる


それは婚姻届け


貴女は同性婚しようって誘ってくるも私は拒絶


また貴女は同性婚しようって言ってくると私は怒り出している


貴女はドン引きするもまたしても同性婚しようって言ってくる


限界な私は貴女の前から姿を消し一人で山籠もり


山籠もりしていると何故か私の隣に貴女がいる


どうして此処にいるのって問うと貴女は愛しているからと言う


その言葉を聞いた私は涙を流して泣いていた


泣いている私を貴女は抱きしめて溺愛してきて


こんなにも愛っていいんだなって思う私がいた

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