膠着する終盤戦
春嵐
第1話
ゲーム画面。
かなり戦闘領域が煮詰まってきた。
「
無線で連絡を取りながら、ゆっくり円陣を縮めていく。防御の形。
各方向からの攻撃。丸まって、個々に応対する。
「俺は全体を見るから、俺のぶんの相手も頼んだ」
『前線指揮了解』
『後方支援了解』
『予備兵力了解』
徐々に円陣を狭めて、防御の層を厚くしていく。味方との距離が近くなればなるほど、互いに
「さて」
回りを見渡した。相手の指揮官。何をしてくるのか。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます