【詩集】自由気ままな猫のように

一帆

新しい日のはじまり

昨日と変わらない日差し

昨日と変わらない喧噪

私をつつむ空気はいつもと変わらない


流しにちょこんとおかれたマグカップが二つ

昨夜の歌合戦のように赤と白が仲良く並んでいる

モォ!! (牛の鳴き声のモノマネ??)

小さな文句は朝日と一緒に飲み込んじゃえ


変わらないものと変わっていくものの間で

私は自分の心は失わないでいたい


新しい日が始まる

おせちにおぞうに お祝いの準備は万端

また ひとつ としをとったんだね 

おめでとう 世界


 


 



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