弾劾ですね。中学で習いましたよ。

まさか人生で2度もアメリカ大統領が弾劾裁判にかけられるところを見ようとは。

いや本当に。ちゃんと義務教育の授業は聞かなきゃいけませんね。


名前は義務教育だけど、学ぶ権利があるからタダで教えて貰えるんですもんね。


弾劾は、裁判所を通さずに

上院と下院が大統領や首相など、国の行政のトップを辞めさせることができる制度です。

これは日本も同じ。

普通は司法、つまり法で裁くのは裁判所

立法、法律を作るのは国会

そして行政、つまり国を治めるのは内閣

ですよね。

なので弾劾は特殊な制度です。


下院では難なく可決しました。

下院は野党が過半数だから。でも10人ほど、与党からも自分の党のトップの弾劾に賛成票をいれる議員が出ました。

彼らは今、大統領の過激なサポーターに命を狙われる可能性があるので、警護がついてます。


さて、私の予想では弾劾は可決しません。

普通に数の問題です。上院は与党が多いですから。皆わかって居るはず。しかも任期満了まであと6日。

なのに何故弾劾裁判なのか?


それは、それほどの事を大統領がした、ということを、国民と、大統領自身にわかってもらうため。


これまでも、トランプ大統領は、

「5番街の真ん中で銃をぶっ放しても捕まらない」

(https://youtu.be/rMmiLWDpCno)


とか、


「人気者であれば、女たちのプッシーを鷲掴みにすらできる」

https://www.google.com/amp/s/www.nytimes.com/2016/10/08/us/donald-trump-tape-transcript.amp.html (実音声あり)


とか、人気があれば何をしても良いと勘違いしている発言があり、彼が「戦え」とか「通常の常識は今回は適用されない」とか言ったため、ついに死人が出てしまった。


彼が、「自分の発言は適切だった」と言っても、「彼の演説の前から襲撃が計画されていた」と言っても、無駄。

ついに皆の堪忍袋の緒が切れた。

ナイロン手錠の束を持った輩を(誰を拘束するつもりだったのかね?まさか配線を縛るためじゃないでしょ?)

「ペンスを吊るせ〜!」と叫ぶ輩を止めずに煽ったんだから。

実際弾劾は無理でも、記録に残す必要は十分あるでしょう。

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