俺は最強の魔法再構築士 両親同伴のんびり異世界旅~父親は特例SSSランク冒険者、(過保護)母親は世界唯一のマジックマスター。(過保護)~

蜜柑まんじゅう

第一章 『辺境編』 第一節 転生~三歳

プロローグ

俺は加羅 創介から そうすけ。至って普通な...いや、すこしノベヲタな社会人だ。高校のころは、異世界物のラノベを結構読んでいたが今はすこししか読んでいない。読んでないったらない。

いまはいつもの様に会社へ向かっているところだ。


ん?あれは...猫?なんで道路にいるんだ!?って!後ろからトラックが!

『ファァァァァァァァァァァァァァァン!!』

危ない!

俺は猫のほうに走り出した。理由などない。しいて言うなら...

異世界ものの定番だからかn...いや、だから俺はラノベは読んでな(ry

「ぶぼへらッ!」

そこから先は...まぁわかるだろう。

一秒クッキングでひき肉の完せ

オロロロロ···


そして俺は死んだ。



...はずだった。



======================================

こ こ、は...

『ここはあなた方で言うところの...天界と外界の狭間ですかね?』


この声は...頭に直接?...俺は、死んだのか...っは!!あの猫は!?


『あの猫は私の妹です。姿を変えて地球の世界に行っていたのですが、浮かれてしまっていた様です...まったくあの子は...

...いや、今は感謝を。助かりました。』


良かった...でも俺は...


『...ええ。あなたの肉体は...』

ひき肉に?

『...』

...すいません。ところで俺が今からいく場所は?...


『...あなたは幼少期に両親を事故で無くし、両親の愛情を受けずに育ってきましたよね。

そこで提案です。あなたには私の世界、【ニチヘム】に転生しませんか?

そこは魔法も剣術もある、地球で言うところの中世ヨーロッパのような時代の世界です。』


典型的な異世界ですね...ちなみに俺の両親は今どうしているんですか?元気に...死んでいる人にそういうのは変ですけど...天国で元気にしていますか?


『天国にあなたの両親はいませんよ』


え!?じゃあ俺の両親は今、どこにいるんですか?


『【ニチヘム】であなたの両親をする方達がその両親になります。その方達は前世あなたの両親だったの記憶をもっていませんが。』


...そうですか...俺も記憶を無くすんですか?


『いえ、あなたにはして頂きたい事がありまして、それにはあなたの記憶の中にある知識が必要なので。

そのして頂きたい事とは、

【ニチヘム】にある【エルフ】の魔法結界を【再構築】して頂きたいのです。


【原初の種族】 エルフは、高い魔力を持っていて、魔物の蔓延る【ニチヘム】に魔法結界を張りました。

しかし子孫を残す能力が弱い事、長い寿命のせいで危機感がなく、

やがて種族量が減り始めたエルフは

魔力量を犠牲にし、子孫を残す能力を増やしたクローン、【人間】を作り、エルフ族がすべて死んだら起動するようにしました。

そしてそのうちエルフの魔法結界が魔物に破壊され、また【ニチヘム】に魔物が蔓延り初めました。


これが【ニチヘム】の歴史です。あなたにはユニーク魔法【魔法再構築】と【鑑定】を授けます。』


分かりました。ところでどうやってそこに行けば良いんですか?


『それは時間が来れば、...もう、その時間のようです。では、良い人生を。』




そこで俺は意識を失った。

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