第11話 まだ終わらせない
ボロ雑巾のようになった複製。
それらがゴミ同然と化し、使い物にならなくなった後は、いよいよ本番だ。
同じ事を本物にも繰り返す。
すると、たった一度の加害行為でも、彼らは発狂せんばかりの悲鳴をあげた。
狂い死にせんばかりの表情になる。
その中で真っ先に壊れたのは両親達だ。
私を、姉達を見捨てた両親。
どうせなら最後まで復讐されてほしい。
なので、私は壊れた彼らの心をなおしてやった。
正気に戻った彼らは絶望の表情になった。
そうだ、終わらない。
簡単には終わらせない。
私はまだ満足していないのだから。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます