お題「風花」'20.10.8

「まさか高知で風花が見られるとは」

「まだ降るんですかねえ。路面電車も動けそうにないし」

「アーケードの天井が落ちたらしいですよ?」

「うそぉ!? じゃあ上に隠してた仏は?」

「さあ? とにかく出た方がよさそうです」

「全部止まってますよ? 歩きで?」

「同行二人、室戸貫歩といきましょう」





・風花(かざはな)……「かざばな」とも。

1. 晴天に、花びらが舞うようにちらつく雪。山岳地帯の雪が上層気流に乗って風下側に落ちてくるもの。「山国の―さへも荒けなく/虚子」

2. 初冬のころの晴れた日、風が吹き始める前などに、雨や雪がぱらぱらと降ること。

3. 「風疿 (かざほろし) 」に同じ。

goo辞書より

(出題者:はざ)


・室戸貫歩(むろとかんぽ)……室戸貫歩は、高知大学空手道部が部員の心身の鍛練のために始めた行事で、高知市の朝倉キャンパスから室戸岬までの約90㎞を、夜を徹して歩くという行事です。高知大学HPより

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