魔法のセクシー💕アイテム✨💕【ラブ✨トリガー】⚡✨🔫✨童貞ボーイが必ず合体《ジョイント》できる究極のセッ○ス✨ピストル😆🎶✨

オズ研究所 《《#横須賀ストーリー紅白

第1話 幼馴染みとラブラブ✨😆🎶✨💕

 魔法のアイテム【ラブ✨トリガー】。




 一部のネットでバズッているシロモノだ。



 どこからか、童貞チェリーボーイの元へ送られてくるらしい。



 この【ラブ✨トリガー】を使えば、憧れの美少女が思い通りになると言う『魔法のアイテム』だ❗❗




 噂では、どんな気弱な草食系ヲタ少年でも【ラブトリガー】を意中の美少女のハートに撃ち込めば、彼女の方から積極的に誘惑してくると言われている。



 まさに草食系 童貞チェリーボーイには、うってつけの【魔法のアイテム】だ。



 そして偶然、僕は【ラブトリガー】を手に入れた。




 果たして噂通り【ラブトリガー】が美少女のハートを撃ち抜き、見事ゲットできるのだろうか。







 ※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆





 

 僕の名前は、神崎 ヒカル。





 まるで、どこかの正義の味方のような名前なので気が引ける。



 実際、完全に名前負けしている。

 正義の味方とはほど遠い。


 


 チキンで、臆病者ヘタレの上にアイドルで、一般女子からは敬遠されている。



 もちろん、二十歳になるまで彼女なしの童貞チェリーボーイだ。


 そんな童貞DT に思わぬ『ラッキースケベ』が舞い込んだ。



 偶然、くだんの魔法のアイテム【ラブ トリガー】が手に入ったのだ。






 ◇◇◇◇◇






 今、僕の身に不測の事態が起こった。




 まさに『ラッキースケベ』。 

 信じられないシチュエーションだ。




 だが、詳細な説明をしている暇はない。

 こっちは、ただいま緊急事態発令中だ。

 


 なにしろ僕の股間の上には憧れの幼馴染み水野七瀬がまたがっているのだ。

 


 僕のベッドの上で二人きりのランデブーだ。

 


 こんな『ラッキースケベ』は生まれて初めてだ。

 金輪際ないだろう。



 やはりさっきアキラから手渡された【ラブトリガー】の効果は絶大なようだ。


 例の銃が暴発し、七瀬のハートを射ぬいたみたいだ。


 それにしても、こんなにも早く効き目があるとは思わなかった。





 僕の部屋はエアコンがフル稼働している。


 しかし僕は全身、汗がビッショリだ。

 夏の暑さだけではない。



 七瀬は潤んだ眼差しで僕の下腹部にまたがり見下ろしていた。



「フフ……✨😌✨💕」

 微笑みを浮かべ、僕をらすように流麗な金髪をかき上げた。



 香水だろうか。それとも七瀬のフェロモンだろうか。


 眩暈めまいがするほど甘美で蠱惑こわく的な匂いが僕の鼻孔を刺激した。




 水野七瀬。



 小学校の頃の初恋の美少女だ。

 


 その憧れの美少女があでやかに成長し、まるで真夏のビーナスのように美しく華麗になって僕の前に現れた。

 



「フフ……✨💕 ねぇ、ルー❓❓

 私、キスしたなっちゃったァ~…」

 真夏の女神は、ゆっくりと真っ赤な唇を僕の元へ近づいていく。



 熱い吐息が僕の頬を撫でていった。



「ううゥ😳💦」僕は小さく呻いた。

 今にもキスする寸前だ。



 一気に心拍数が急上昇していった。

 下半身は火がついたように熱く火照ほてっていくみたいだ。




「いや、ちょッ、ちょっと待ってェ」

 ほんの少しだけ躊躇ためって顔をけた。

 


 このまま七瀬とキスしても良いのだろうか。


 もう少し時間を掛けた方が……。



「なによ。ルーッたらァ~…✨👄✨」

 思わず彼女は綺麗に揃えた眉をひそめてなげいた。



 彼女は昔から僕の事を『ルー』と呼んだ。



 七瀬の友達に『川崎ヒカリ』と言う子がいて、『神崎ヒカル』では紛らわしいので、『ルー』と言う呼び名にされた。


 七瀬には逆らえないので、あの頃の友人たちはみんな僕の事を『ルー』と呼んでいた。




「私とキスをしたくないのォ~✨👄✨💕」

 少し言いとがめるような口調だ。



「いやァ~、あのォ~…… まだキスは早いんじゃないの……😳💦」

 僕は頬を紅く染め戸惑っていた。



 彼女と再会して、ほんの一時間も経っていない。


 つい一時間前には想定できない急転直下の展開だ。




「フフ、相変わらず引っ込み思案じあんねェ…… ルーは」

 彼女は少し呆れた表情だ。


 当たり前だろう。


 鴨がネギを背負しょって、みずから鍋に首までツカッているのだ。



 普通の男なら、このまま指をくわえて眺めているバカはいない。



 だが、僕は無類の弱虫チキンだ。

「うゥ~ン……😔💦」

 まったく彼女の言う通り。



 もっと女性に対し積極的にならなくてはと思うのだが、内気な性格はなかなか克服できない。




「初めてなのかァ~…👄✨💕 ルー」

 


「う……ッ、うン……😔💦」

 躊躇ためらいがちに頷いた。



 今さら見栄を張っても仕方がない。


 生まれて、これまで女性と付き合ったためしはない。

 


 もちろん童貞チェリーボーイだ。



 初めての体験に僕の身体は戦慄わなないていた。

 


「フフ……、こんなに震えちゃってェ……

 怖いの。私の事が……✨👄✨✨」

 確かに見た目は金髪ヤンキーだ。



「いや、別に怖くはないけど……」

 言葉とは裏腹に緊張と興奮からか、身体の震えが止まらない。



「フフ……✨🥰✨💕 大丈夫よ。

 私、初めての子にも優しいタイプだから」

 


「どこの洗剤の宣伝うたい文句ですか……」

 少しだけ肩の力が抜けた。


「もっと力を抜いて、リラックスしなさい」



「はァ~…」

 ゆっくりと彼女の柔らかな唇が僕のモノに重なった。

 


「ン……✨✨💏💦」

 初めての口づけだ。

 まさに夢のようなときだ。




 事の発端ほったんは数時間前、親友の馬場アキラの部屋を訪れた時からだ。







 ※。.:*:・'°☆※。.:*:・'°☆








 ほんの数時間前、僕は悪友の馬場アキラのマンションへやってきた。



 ようやく真夏の太陽が西へ傾いた。

 ピークは過ぎたが、まだ三十度を下回る事はない。



 インターフォンを押した。


 アキラとは幼馴染みで長い付き合いだが、金にルーズなのがネックだ。



 デート費用が足りないと泣きついて来たので、なけなしの三万を貸したのだが、期日を過ぎても返す素振りもみせない。



 仕方なく取り立てに彼の部屋まで来たと言うワケだ。



 玄関のドアが開き、アキラが顔を出した。



「なァ~んだ。ヒカルか」


「はァ~…、なんだじゃねぇーよ。いったいいつになったら金を返す気だ」

 いきなり本題に入った。


「ああ……、金か❓❓ 悪い。

 あと一週間待ってくれ」


「ふざけるな❗ もう期日から二週間以上、待ってるんだぞ。今すぐ返せよ❗❗」



「わかったよ。そんなに怒鳴るなよ。近所迷惑だろう」

 アキラは辺りを見回し、すぐに僕を部屋へ引き入れた。



「お前❗❗ 下手な芝居をするな❗❗

 借りる時だけ、泣きごと言って、期日通り返すからってェ……❗❗」

 それを信じた僕もバカだが。



「わかったよ。

 じゃ、お前に良いモノをやるから……」

 何やらカバンを取り出し中を改めた。


「はァ~…、何が良いモノだ」


「マジだって、ほら【ラブトリガー】だよ」

 

「ラブ…… なんだ。そりゃァ~」



「知らねぇのかよ。今、ネットで騒然としてる。【ラブ トリガー】で意中の女子のハートを射止めるッて、話しィ~」



「そりゃ、【都市伝説】だろう。厨二病か。

 そんな作り話しを良い大人が信じられるか」

 僕も、こいつも二十歳だ。


 そんな厨二病の妄想話しなど信じられない。



「ケッケケ、作り話しじゃねぇッてェ……。

 ほら、見ろよ。これだよ」

 カバンの中からモデルガン🔫らしきモノを出した。

 


「ふゥ~ン……、なんだ。これ❓❓

 これが【ラブトリガー】かァ~…

 ヤケにチャチなオモチャだな。

 マジで本物かよ」

 手渡されたモノの思った以上に軽い。



 モデルガン🔫と言うよりも安物のオモチャみたいだ。




「ケッケケェ…… こいつで美女のハートを撃ち抜けば、もう彼女はお前にメロメロだぜェ✨😆🎶✨💕」

 腰を前後に振りアピールした。



「どんな脱法的な薬物を使ってんだよ❗

 そんな魔法の薬物クスリがあってたまるか」

 あきれて、そっぽを向いた。



「ヒカルも童貞チェリーボーイだろ。こいつを使って童貞DTを卒業しろよ」



「あのなァ~…、もし本物だとしたッて、そんな見ず知らずの女子を狙うワケにはいかないだろォ~❗❗

 無差別テロじゃないんだから」

 


「ケッケケェ……😆🎶✨ じゃ、あとで紹介してやるよ。俺の飛びっきりのセフレを❗」

 アキラは、たのしげに僕の股間へ手を伸ばした。

 


「な、セフレェ……😳💦」



「この【ラブトリガー】を使えば、ルーの小型拳銃リボルバーもバンバンッて、撃ち放題だぜェ。ケッケケ」

 笑いながら、ギュッと僕の股間を握ってきた。



「どッ、どこを握ってんだよォ~❗❗

 誰が小型拳銃だ❗❗」

 確かに僕のはビッグ マグナムではないが。




「ケッケケェ、楽しみにしてろよ。

 ヒカルゥ😆🎶✨」

 さらに僕の股間をギュッと掴んだ。



「だから、そこを掴むなァ~❗❗」


「これで俺とルーは、『シェア ダーリン』だからな」



「シェア ダーリン❓❓ なんだよ。

 その怪しげなフレーズは……」



「ほら、俺さァ~…、八人、セフレが居るだろう」

 自慢げに胸を張った。



「知るかよ。お前のセフレの人数なんか。

 何が、ご存知、八人居るだろうだよ❗❗

 喧嘩を売ってるのか。 

 僕が彼女の居ない事を知ってて」

 


「いやいや怒るなよ。ほら、セフレが八人も居ると、一週間のローテーションで、どうしても一人ひとり、余るじゃン……」

 月火水木と指折り数えていた。



「はァ~…、なんだ。その余りの彼女を僕に押しつける気かよ。

 どんな特別天然ブサイクだ」



「ケッケケェ、だから、飛びっきり美少女のシェアダーリンだって。俺を信じろよ❗」



「バァ~カ❗❗ お前を信じてたら、いつまで経っても借金が返ってこないだろ❗」



「まあまあ…… 絶対、悪いようにはしないからァ~…😆🎶✨」



「ぬゥ……」




 こうして僕は借金のカタにワケの解らない【ラブ トリガー】とシェアダーリンを受け取ってしまった。






 もちろん、この時は、まだこの【ラブトリガー】✨🔫が、魔法のアイテムだとは信じていなかった。










∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆∠※。.:*:・'°☆

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